幕間:吟遊詩人の口上1

第19話 吟遊詩人の口上1



さて、このようにしてバナヴィア帝国との最初の決戦は幕を閉じました!


広大なるカガラム砂漠のオアシスに位置し、

また砂漠そのものと同じ名で呼ばれる、自由都市カガラム側の勝利と呼べる結果でしょう



また、砂漠の民たちは決戦の舞台となった峡谷に、

これといった名前を与えておりませんでした



しかし、この勝利をきっかけに

〈アルドキークス峡谷〉と呼ばれるようになったとか


そう、人呼んで〈トカゲの悲鳴峡谷〉といったところですかな




……はい?


それは、お前たち吟遊詩人が広めたもので

砂漠の民は皆、〈ネフェルの涙峡谷〉と呼んでいる?




はははは、いったいなんのことですやら



では、次回の講演では少し時計の針を巻き戻すといたしましょう!


JKがこの〈ニースベルゲン〉へ顕現したばかり頃、

いかにして砂漠を乗り越え、オジ・グランフェルと出会ったのか?


またが、どのように過ごしていたのか?



どうぞ、ご期待くださいませ




★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★



さあさあ、皆様がた!

この辺りでまた、我ら吟遊詩人にを頂戴したく存じます



お楽しみいただけているなら、

ぜひハートによる応援を!


引き続き一座の催しをご覧いただけるならば、

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そして、もっと応援したいという方は

最新話の下手しもて、あるいは小説のトップよりレビューの項目から

☆によるレビューを頂戴いただければ大変光栄に存じます



皆様のお心ざし次第では

語り部たる吟遊詩人の歌声にも、いっそう熱が入ろうというもの!


よろしいですかな?



それでは紳士淑女の皆様がた、まだ物語は始まったばかり!

ここでお席を立つのは惜しゅうございますぞ?


どうぞ、ごゆるりとお楽しみください




★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★



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