CHAPTER:das Ende und der Heilige
フリート。
奴も実行者だったようだ。
とは言っても、俺はあの時の記憶を失った。
ラゾートがどういう所なのかもそれまでの記憶も。
身に覚えはあるのに記憶にないという気味が悪い状態だ。
力があっても、
しかし、自殺ってのは簡単じゃなかった。
人間よりも強い状態では尚更。
俺も人間なのに。
そんな時に
でも助けられなかった。
今度は
何故、フリートは俺に付き
せっかく芸術を知ったのに。
「俺もそうなんだけど、君は形はどうあれ命を
俺はフリートを切り刻む。 しかし死んでいる周りの人間の影と雨でまた実体が復活する。
「俺は死なないよ。というか死ねないんだ。
ラゾートの住人とあのインフルエンサー達が違法で創った
「俺は忘れているが確かにラゾートの住人らしい。俺はこの世の生物が
「ああ。そうらしいね。それが君の言い訳じゃないのなら俺が君を殺せば答えが見えそうだ」
フリートも
右にかわしたが
すると持っていた赤い結晶が傷を治す。
君が……
すると
フリートは驚いていた。
フリートには見えない
お前は死んだ後もずっと俺の味方でいてくれているんだな。
すると緑の結晶が俺の手に握られていた。 この音は…そうか。
結晶が空気全体を震わせる。
フリートは全身の感覚が
打撃と波動がフリートの細胞を砕く。
「な、なんだと。この……力は!まさか、ラゾートの連中は……! 」
俺も輝きを宿そう! 金色の結晶が三つの輝きと俺の力に反応し生まれた。
「
何かを言いかけたフリートに有無を言わさず四つの輝きで始末した。
◆
あれから俺の新たなラゾートの
本物のラゾートからは無かったことにされ、偽物のラゾートはフリートの死によって消滅した。
誰も助けにこなかった。
どれだけ
無力な己を責めるだけだ。
何故だ!
俺たちは日々の
俺たちは常に生かされている。
飢え、乾き、恐れ。
それらを乗り越えた先に希望があると言われてな。
だからこそ俺、
あらゆる行いは不幸せを
お前達はそれで幸せか?
犠牲を否定できない俺は自分自身を憎んでいる。
何故なら。
それが生きるということだからだ。
ラゾートが現時点での理想郷であり
「
歩を進め、一人の格闘家の名を呼ぶ。
「
また歩みを進める。気のせいかどこかで彼が
「
さらに歩みを進める。どこかで彼女が笑っていると信じて。
いや、無理やりな笑顔なんて苦しいだけか。
「今日から
それこそが。
四名の生命を犠牲にしてしまった俺の
どうか。
どうか俺の力で未来を
そして俺だけを誰も
LAST RESORTED 釣ール @pixixy1O
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