8. 『宇宙樹の生贄~アムルと不思議な竜〜』(著:風雅ありす@つばさ文庫応募作を執筆中。)
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『宇宙樹の生贄~アムルと不思議な竜〜(著:風雅ありす@つばさ文庫応募作を執筆中。)』
作品URL:https://kakuyomu.jp/works/16817330654352003830
読了話数:18話まで ★第1話の『登場人物一覧』は除く
良かった所:
・情景描写が丁寧で場面をイメージしやすい
・キャラクターの心情が分かりやすい
悪かった所:
・ストーリーのテンポが悪い
その他:
・全体的に描写が丁寧で、情景や心情がとても読みやすかったです。
・半面、丁寧であるが故に話の進みが遅いように感じました。
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18話まで拝読させていただきました。このうち、1話目は登場人物の説明となっていたので読み飛ばしています。なので実質的に読んだのは17話分となります。
ジャンルは異世界ファンタジーですが、なろう系の異世界ファンタジーではなく硬派なハイファンタジーという感じでした。
全体的に丁寧に描写されており、子供の頃読んだファンタジー系の作品が思い起こされるような雰囲気でした。
作品としての完成度は高く、よく作りこまれているな、という印象です。
面白いな、とは思ったのですが、ストーリーのテンポが気になりました。
序章では少女アムルが世界の崩壊を救うため生贄にならなければならないことが説明されます。次の第一章につながる布石も打たれているので、物語への期待感もしっかりとあります。
ですが1話ごとの起承転結が乏しいように感じます。序章全体でみると起承転結を感じるのですが、1話ごとにはないように感じました。綺麗にストーリーが展開されているけど、ここから面白くなりそう……という所で終わってしまう。
ちょっと進んではまた次回、まるで渋滞にはまっているような感覚に陥ります。
全体的に、ストーリーの構成が1冊の単行本を想定して組まれているように思いました。本来は章立て単位で区切られているのを、投稿するにあたってそれを更に細分化している、そんな印象です。
もう少し分割の単位を大きくしても、きっと読者はついてこれるのではないでしょうか? 少なくとも、読むのに慣れている人的には1話が短いと物足りなく感じてしまいます。
この辺は本当に好みだと思うので、これと言った正解は無いと思います。もっと1話あたりの分量が合った方が好きだな、と感じる人もいると思っていただければと思います。
以上が読んだ感想となります。
忖度なしで思った通りのことを書かせていただきました。
もし不快な気分にさせてしまったら、申し訳ありません。この感想は削除しますので、仰ってください。
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