エベールの卑劣な証言は、この節に応援♡を押すのを、ためらわせるほどです。
マリー・アントワネットの勇気ある言葉と行動を称賛するために、押しました。
それにしても、革命の混乱って、怖いですね。。。
作者からの返信
エベールは、内容の正否はともかく、センセーショナルであれば、という観点だったのでしょう。
そして相手の王妃は馬鹿な女だから何とかなるのだろう、とも。
でも、マリー・アントワネットは思った以上に聡明で高潔でした。
結果、エベールは、傍聴人やロベスピエールに「駄目だコイツ」と思われる羽目に。
いや、自業自得ですが。
……たしかに、革命の混乱って、こういうことがまかり通るような、怖い時代ですね。
ありがとうございました。
やっぱり、エベールさんは東スポの記者向きですね。
そんなことを言ったら東スポに怒られるか。
攻撃方法があまりに下品。
しかも突拍子もなさすぎる。
ある意味でクソ真面目なロベさんとは相性が悪いでしょうなあ。
作者からの返信
東スポはまだ笑える範囲ですから(笑)
エベールさん自身は「笑える」と思ってやってそうですけど。
しかしあまりにも酷い内容だったので、傍聴人からも総スカンだったようです。
ルイ17世の獄吏に、自分の言うことを聞く奴を推薦したりと、ネタの仕込みだけは周到だったのに、肝心のネタがこんなんだったのがなぁ……。
そんなわけで、超絶くそ真面目な弁護士、ロベスピエールの怒りを買ってしまったエベール。
この時点で彼の末路は決まってしまったんでしょう……。
ありがとうございました。
こんばんは、御作を読みました。
エベールの凶行から革命の大義を守りたい。
ロベスピエールさん、この頃はまだ正気だったのか――。
あるいは、ずっと正気だったからこそ、熱狂に駆られた同志を処断しつづけたのか。
考えてみれば、シリーズ主人公格のフーシェさんが一番、ヤバい御仁だわw
色々と考えさせられる回でした。面白かったです。
作者からの返信
エベール、よりによって、なんちゅうことしてくれたんじゃ。
……そんな心境のロベスピエールさんです。
しかも、実はロベスピエールさんは、王妃を殺すことはないと思っていたのに、「殺せ」という市民の声に逆らえずに、ギロチンに送ってしまっていて、メンタルは相当キツかったことでしょう。
おっしゃるとおり、まだ正気だったのか、あるいは死ぬ時まで正気だったのか……難しいところです。
……同時期、リヨンで霰弾乱殺者としてブイブイ言わせるフーシェさんも、大概ですけどね^^;
ありがとうございました。
拝読致しました。
あまりの品性下劣に、闇の断罪官に目を付けられてしまったエベールさん(^_^;)
こういう、時代だったのですね……(・_・;)
マリーさん、とても気丈に見えます。
息子さんの末路を知る側としては、おもわずロベスピエールに清き一票を投じたくなってしまう。Σ(゚∀゚ノ)ノ
さて、この理性という名の狂気の祭典の行方や、いかに。
作者からの返信
エベールさん的には正義の行いだったんでしょうね。
同時に、彼の新聞の売り上げに貢献できるし^^;
ちなみにこのシーンは「ベルサイユのばら」にも出てきます。
その時のマリーさんは凛としていました。
ロベスピエールは、やっぱりエベールのことが嫌だったみたいで、何とか排除しようと試みます。
そんなわけで、(当時は)ロベスピエールの党与であるフーシェの登場です^^;
フーシェの登場については私の創作ですが、果たしてこの狂った祭りの中、何を企むのやら。
ありがとうございました。
え? あのひと還俗層だったんですか?
ヴァレンヌ事件で権威を失っているはずのマリー・アントワネットにこれだけの反撃を許すとは……エベールというのはそういう人だったのか。ロベスピエールが法律家だったことは知っていましたが、霊魂の不滅を信じていたんですね。
フランス革命には、時代の転換点ということもあるのでしょうけど、ほんとうにいろんなキャラの人が登場しますね。
正中の変は(いま調べても出て来ないんですが)たしか祭りで発生する騒ぎを騒乱に転化して討幕につなげるという計画だったと思うので、その後元弘の変まで討幕の熱が去らないということも含めて、四谷軒さんならネタになさるかな、と思っていました。
作者からの返信
フーシェは修道士学校に通っていて、卒業しても修道士にならなかったみたいですが、資料によっては揺れがあって、還俗と表現されています。
拙作においては、わかりやすさのゆえに還俗僧という表現を採用しました。
マリー・アントワネットは、革命裁判所でディベートして、無罪を勝ち取る勢いだったようです。
ロベスピエールは、殺すまでもないと思っていた節もあったのですが、いかんせん、時代の趨勢に逆らえなかったようです。
……という状況の中で、エベールは、三流ゴシップ紙の与太記事みたいなことを「証言」として挙げてしまいました。
さすがの傍聴人たちもノーサンキューで、エベール自身も反撃を食らったようです。
ロベスピエールは、素朴な信仰は否定していなかったようです。
ただ、キリスト教が「やり過ぎ」なだけで、霊魂は不滅だと思っていたみたいで……果たして彼の「信仰」というモノは、いかなる方向へ進んでいくのやら。
フランス革命はホント、ネタに尽きません(笑)
人材もうんとこさ出て来るので、同題異話で困った時は、まずこのあたりを調べています^^;
正中の変、たしかに祭りでどうこうって、あった気がします。
でも、それを描くと短編で終わらなさそう……でも魅力に抗えない……^^;
ありがとうございました。
ロベスピエールも悪いやつですね(*´ 艸`)
革命のための死刑じゃなくて死刑にするための革命ですよね(語彙力)
作者からの返信
ロベスピエールは、マリーの処刑に消極的だったんですよ。
というか、裁判はもっと法に基づいて厳格にやった方がいいと思っているのに……。
死刑にするための革命、まさにそのとおりだと思います。
もう、何が目的なんだと言いたくなるのが、このあたりのフランスなんで……^^;
ありがとうございました。