こんにちは。
優しい文房具屋さんですね。
その優しさのためにいろんな商品を取り揃えていき、しかし最後には肝心要の文房具が少なくなってしまい、お店の方向性を見失ってしまうという世情の流れを感じますね。
初心を忘れ、ゲームに夢中でお客さんを蔑ろにしてしまうような変化は切なさを感じますが、女の子が喜んでくれる消しゴムがあったのは、店主の優しさがまだ残っていることの象徴でしょうか。
なんにせよ、最後に女の子が喜んでくれたのがよかったです。
作者からの返信
こんにちは。磊りえい様、コメントありがとうございます。
変わりゆく社会で、自己を見失ってしまうのは怖いことですよね。文房具屋さんの変化には良いところも、悪いところもありました。ゲームに夢中になってしまったのは、文房具屋さんも反省していることでしょう。これからは自分を見直して、客一人一人ともう一度、きちんと向き合ってほしいものですね。
この物語を読んでいただきありがとうございました。
編集済
凍花星さん、お初にお目にかかります
世の中を便利にしようとしただけなのに、いちばん最初、おそらくは文房具店を志した時に大切にしようと誓ったお客様……子どもたちをないがしろにしてしまった事に気づいた時、なんとも言えない切なさがありました。
そこに悪意はないですし、たぶんもう元の文房具屋に戻ることは時代が許さないんでしょうけど……
SNSも交流拡大すると、一人一人との密さを失ってしまうんですよね……
大切な何かを忘れてしまっていないか振り返るきっかけになりました
作者からの返信
こんにちは。あづま牛乳様、コメントありがとうございます。
まさにその通りなんですよね。この文房具屋さんは時代が変わるに連れ、自分が大切にしていたことを見逃してしまったんですね。文房具屋を目指していたのに、色々なものが積み重なって、自らを見失ってしまう……。なんとも悲しいことです。いつまでも変わらない堅固な自己って果たしてあるのでしょうかね。
この物語を読んでいただきありがとうございました。
まるで街角の記憶が詰まった宝箱のような文房具屋さん、訪れる人々の心に寄り添い続けるその姿が温かく映ります。変わりゆく時代の中で、店主の優しさが静かに息づいているのが感じられます。文房具屋さんがいつまでもこの街の一部であり続けますように。
作者からの返信
こんにちは。悠鬼よう子様、コメントありがとうございます。
最後の文房具屋さんに並べられていた商品たちは、きっとどれもまた訪れたお客さんによってもたされた、それぞれのストーリーが隠れているのでしょう。時代の移り変わりで文房具屋さんはもう数少ないですが、この町でこれからもこの文房具屋さんは、忙しくしています。
この物語を読んでいただきありがとうございました。
私の作品に♡、ありがとうございます!
どんどん文房具屋さんでなくなって来るのが、面白いです(#^^#)
店主さん、色々な物を出してあげて優しいですねε-(´∀`*)フゥ
ここ、雑貨屋さんになってきて思わず笑っちゃいましたっ。
これからも頑張ってください!!
作者からの返信
こんにちは。石川 円花様、コメントありがとうございます。
そうですね。この文房具屋さんは自分でも知らぬうちに、雑貨屋さんになってしまったんですね。優しさのためとは言え、最終的には自分が文房具屋さんであることすら忘れかけていたんでしょう。誰かのために変わっていくことは素敵ですが、自分が一番大切なことを見失ってはいけないですよね。
この物語を読んでいただきありがとうございました。
色々なお客さんとのやりとりが、ほっこりして面白かったです。
そして昔ながらの文房具屋さんは、完全に妄想ですが、二階かどこかの住居スペースを、店舗に拡張して今頃カフェとかも併設しているような?
作者からの返信
こんにちは。相ヶ瀬モネ様、コメントありがとうございます。
住居スペースを拡張している、まさにそのイメージです。ただ二階ではなく、一階を半分に分けまして、随分と狭い文房具屋さんを想像していました。カフェを併設しているところ、ありますよね。ですが、この文房具屋さんはどうやら文房具屋さん一本でこれからも頑張っていくそうです。頑固なもんですね。
この物語を読んでいただきありがとうございました。
編集済
企画からお邪魔させていただきました。
こんにちは。
自分は単純に「どんな風に忙しいのか?」というところに興味を惹かれたのですが、実際に物語に触れてみたら店主さんの人柄に惹かれる物語だなと感じました。
初めは一定の法則で進んでいるのかと思っていました。
「その商品はないけれど……(略)」
しかしいつもそうとは限らない。となるとやり取り自体にも意味があるのではないかと思い始めました。
ラストのほうでは時間の流れも組み込まれているんだと理解したほかに、店主がお客さんたちのニーズに応えていたら……の伏線が万年筆のところにあったのかなとも思いました。
とは言え、自分は最後まで気づきませんでしたw
だってここは文房具屋さんですから。
そこは非常に意外な結末だったと思います。
この店主が自分の利益のためにお客さんのニーズに応えようとしているのではなく、お客さんの笑顔のためにそうしているのだろうなと想像し、とても温かい気持ちになりました。
作者からの返信
こんにちは。crazy's7@Thanks !様コメントありがとうございます。
時には批判されながらも、文房具屋さんが街の人のために変わろうとしていった物語でした。地域のこういうお店は、やっぱりお客さんの感謝で成り立っていると思いますので、crazy's7@Thanks !様の言うようにお客さんの笑顔は文房具屋さんにとって大きな支えだったのでしょう。
万年筆は年代の感じさせるものなので、そこで時間の流れを表そうと思いましたが、あまりうまくいかなかったようです。
この物語を読んでいただきありがとうございました。
私の住んでるところは、ほどほどの田舎町なのですが、小学校に通っていた頃には近くに小さな文房具屋さんがありました。そういえば、たばこ屋も兼ねていた気がします。読んでいて、なんだか懐かしい気持ちになれました。
私の町の文房具屋さんはなくなってしまいましたが、この文房具屋さんには、ちゃんとした文房具屋さんとして続けていって欲しいものです。
作者からの返信
こんにちは。五五五 五様、コメントありがとうございます。
文房具屋さんなのに、たばこを売っている場所はどうなんだろうと思いながら書きました。実際たばこって結構どこでも売られていますが、子どもの多いところで、タバコは売らないで欲しいと思ったりもします。
純(?)の文房具屋さんって少ないですよね……この街の文房具屋さんにはこれからも営業を頑張ってもらいたいです。
この物語を読んでいただきありがとうございました。
タンティママンでありんすぅ〜♡
(((o(*゚▽゚*)o)))
少子化のせいかしらねぇ〜
最近は街の商店街に文房具屋さんってスッカリ少なくなっちゃったのよねぇ…
(*´ー`*)
昔は、文房具屋さんでオルゴールはあったしプラモもあった…駄菓子も置いてたわねぇ…
なんかホッコリしちゃったわぁ〜
(*´∇`*)
作者からの返信
こんにちは。タンティパパ様、コメントありがとうございます。
そうですよね。最近は、もう文房具屋さんと称しているお店なんてほとんどないですよね。文房具とか百均で済ますようになりましたし……昔ながらのお店で懐かしさを体験したいこの頃です。
この物語を読んでいただきありがとうございました。
子供達の事を想う優しい文房具屋さん、でもいつしかその優しさがゆえに根幹を見失い混乱してしまう……。最後に再び初心を取り戻すきっかとしての兄妹で、ぐっと来ますね。人って完璧じゃないし、よかれと思う事でもつい知らず知らずに何かを見失う。淡々と重ねるエピソード、その構成力の素晴らしさに驚きを隠せません。勉強になりました。ありがとうございます( ;∀;)
作者からの返信
こんにちは。福山典雅様、コメントありがとうございます。
他人のために変わる自分が知らず知らずのうちに本当の自分でなくなってしまったら……。恐ろしいことですが、文房具屋さんは最後に気づきを得られただけ幸運だったのかもしれませんね。最後にお褒めの言葉をいただけて、とても嬉しいです。
この物語を読んでいただきありがとうございました。