マンションの外廊下の切れかかっている照明から始まる独白……ここが好きです。かっこいい構成ですね。
個人的に最近、『光に包まれたような人に悪意を向ける心理』の謎について考えていました。SNSで一個人に誹謗中傷を繰り返す人がいて、その心理が分からなかったので。そんな時にこの作品に会い、何だかそういう事かな、とちょっと納得はできないのですが理解はできました。
色々な読み方はあると思いますが、私は救いのあるラストだと解釈したいです。
山橋君のキャラ、いいですね。山橋君は太陽のような人というより、光も闇も平等に受け止められる人だと思いました。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
山橋君は、語り手が抱え込んだ“正しさ”や“光”のような価値観とは別の軸で生きている人物です。
彼と出会えたことが今後も語り手の幸運に繋がると良いなと思います。
粘着質な主人公ですが、描写が丁寧なこともあって共感してしまう部分もあり。山橋くんは山橋くんで何考えてるかわからない感じですね。正直苦手なタイプです。
常夜灯の電球がちらつく描写はとても緊張感があって良かったです。
キャッチコピーの「今から貴方が俺の光」がとても好きです。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます!
キャッチコピー褒めていただけて嬉しいです!