第4話真犯人

神死之山

しょうま「誰か!助けて!」ウルウル

???「ここがどこか分かるか?」

しょうま(あれ?言ってることがわかるぞ)

???「なんで俺の言ってることがわかるんだって? それは、お前が俺の血を飲んだから」

しょうま(ゔぇぇ)えずく音

???「私の名前は、まあ、ライトとでも呼んでくれ、我が眷属よ!」

しょうま「僕は人間だ!お前の眷属にはならないぞ!」ブルブル

ライト「お前は私の血を飲んだつまりもう人間ではない!」

ライト「早速名前を与えよう、お前の名前は...」

しょうま「要らない!」

ライト「貴様の名は、ミカいや睦月!」ピカッ

その瞬間少年は青年に一瞬にしてに成長し、赤黒いオーラに身を包まれた。

睦月「これは一体...」

ライト「お前は、これから我の眷属として、力を行使し全力で神候補達そして神を抹消しろ」

睦月「俺は!しょうッ」ガシ!!

自らの名を名乗ろうとした時、地下深くから不気味な手がしょうまの体を掴んだ。

ライト「そうだ、言い忘れていたが、お前が名前を間違えた瞬間、魔界の住人がお前の魂を食いに来る」ニコ(^^)

ライト「だが、眷属のよしみだ今回だけは見逃してやる」

そう言うライトは、手を振り下げた。

睦月「手が、消えた?」

ライト「これで良し」パッパ

彼が手を叩く頃には、俺の体をがんじがらめにしていた不気味な手は消えていた。

ライト「お前もいつかこれが使える様になるぞ」

そういうと彼は、消えていった

睦月(消えた?)

ライト「そう思うよな睦月」

睦月「どこから!」

ライト「お前の頭の中に直接話しかけている、

ありがちなパターンだなって思ったろ!」

ライト「お前は俺の眷属として神達を抹消して欲しい」

睦月「なぜ、お前の様な悪魔の協力をしなければならない!」

ライト「俺が悪魔だぁ? まあいいお前の故郷を襲ったのは正確には俺らじゃないそう、仕向けた奴がいる。お前、なんで神なんか出現したか知ってるか?」

睦月(信仰の力が強まったから)

ライト「その通り!」

睦月(こいつ心を!)

ライト「だが。それだけが理由じゃない、

天界、楽園、現世、冥界、魔界この五つの世界の住人選定するのに以前まではその人間が死んでから選んでいた、ただ人口の増加によって死んでからの選定が難しくなった。そんな時に1人の神が言ったんだ、現世に我々自身が出向いて決めればいいと」

睦月「それだけじゃ、お前たちが俺の町を襲った理由にならないだろ」

ライト「大事なのはここからだ、神々が天界から現世に降りたのはいいが人が増えすぎていたんだこのままじゃ収容範囲無限の冥界意外の人口密度が奴隷船並になっちまう。そこでその神は、冥界の王に命じて牢獄から魔神や悪魔を解き放った」

睦月「てことはつまり...」

ライト「そうこれは人間たちがすがり続けた神の仕業なんだよ」

睦月「その主犯格の神ってのは誰なんだ!」

ライト「それは...ゼウス殿だよ」

睦月「!?」

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無神論者の神殺し @80706

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