第12話 あれから1年......

「ねぇ」


(パソコンのキーボードを打つ主人公)


「ねぇってば!」


(振り向く主人公)


「おはよう。まさか徹夜してたんじゃないでしょうね?」


(キーボードを打つ速度が遅くなる主人公)


「もう、無理はしないでって言ってたでしょ? ダメじゃない」


(心配していたのか?と聞く主人公)


「……そうに決まってるでしょ。私はあんたの彼女なんだから……心配させないでよ」


(主人公、千歳に可愛いと伝える)


「はぁっはぁ!? いっいきなり何よ、可愛いだなんて」


(千歳が可愛いことを力説する)


「力説しなくていいってば! 分かったから!」


(少し間を空けてから)


「もう、働き始めてからすごく生き生きしてるわね」


(頷く主人公)


「そう、よかったわ。私と暮らしてから1年、必死に頑張って手繰り寄せた仕事だもん。その勢いで夢を叶えてよね。私はあんたを応援するから」


(主人公、感謝を伝える)


「ふふっお礼なんていいのよ。私はただーー」


(主人公「ただ?」と聞く)


「あんたの隣で、あんたの夢を応援したかっただけなんだから」


(少し間を空けてから)

(主人公、千歳にキスしたいと伝える)


「ふぇっ? キスしたい。い、いきなり何よ」


(主人公、今すぐしたいと伝える)


「ど、どうしたのよ急に。そんなに積極的になって。ま、まぁ、いいけど」


(千歳屈む)

(千歳、主人公にキスする)


「んっ……ちゅっ。これでいい?」


(主人公、首を横に振る)

(主人公、千歳の手をとる)


「えっ、まだ足りないの? も、もうしょうがないんだから。ちゅっ。んっんん! ……はぁっちゅっ」


(主人公、千歳の指に指輪をはめる)


「ふふったくさんしちゃったわ。もっと欲しい? なら……ん? なんか手に違和感が」


(千歳、自分の薬指を見る)



「…………えっ?」


「薬指に指輪?」


(頷く主人公)


「こ、これって、えっ待って。状況が理解できないんだけど」


(主人公、ヒロインの前に跪く)

(ヒロインの手を取り言う)


「結婚してくださいってええっ!? ぷっプロポーズ!??」


「だ、だって、まだ先だって思ってたから。その、こ、心の準備がぁぁぁ」


(主人公、結婚は後にする?と聞く)


「やだ! もちろん結婚するわよ! だって、私はあんたとずっと一緒にいたいんだもん!」


(やった!と喜ぶ主人公)


「うぅ、もうナチュラルにプロポーズされるからびっくりしたわよ。ぐすん……うっ」


(主人公慌てる)


(千歳、泣きながら言う)


「その、ふ、不束者ですがよろしくお願いします」


(主人公笑う)

(千歳は泣きながら笑う)


「ふふっありがとう。私を選んでくれて」


(主人公、千歳にキスをする)


「大好きよ……ちゅっ」





終わり

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【ASMR】ツンツン強めの幼馴染が、同居した瞬間積極的になってヤバいんだけど!? 天春 丸乃。 @amaharu01

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