───いいえ

 エピローグ。時計は依然役割を失っている。


 この物語はここで終点を迎える。


 だが、この結末では「パタンッ」と音を立てて終わることはできない。それがあなたの選択ですから。恨むならこの便利な電化製品を恨みなさい。


 物語はここで終わるが、続きはあなたの中で連載されていくことだろう。この物語が一つの呪縛のようになることを祈っています。



 どうか、飛ばした言葉、行、段落、話にも、誰かの願いや思いが込められていることを忘れないでください。



 ありがとうございました。

 良き旅を。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

世界が自分なら とある猫好き @yuuri0103

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ