努力を知らないままここまで来てしまった
@rai-zo
1.
蒸し蒸しする。日本の夏はあつすぎる。玄関のドアが閉まる音を背後に聞いたばかりだというのにもう帰りたい。目的地の駅までは歩いてたったの5分。いや、行きたくない。歩きたくない。でも今日は渚叉と約束しているから、遅れるわけには行かない。...しょうがない、歩くか。
歩き始めたみさくは、約束の時間に間に合うように少し急ぐ。さっきうだうだ考えなかったら普通に行って間に合っていたのかもしれないが、今はそんな事を考えてもしょうがない。その時、手に持っているスマホから振動が伝わる。
「今駅ついたよー」
努力を知らないままここまで来てしまった @rai-zo
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。努力を知らないままここまで来てしまったの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます