タイトルがタイトルだけに、最初は少しセピアっぽい印象が、徐々に溢れんばかりの色彩と芳香に満ちてゆく様が快感でした。

　エピローグもたいへん座りがよく、きちんと物語の円環が閉じたと感じられ、読後感もすっきり。
　一言で言うと、面白かった！です。えぇ、ごく単純に。

　これだけのものを書くのは、なかなかエネルギーがいるとは思います。楽しい時間をありがとうございました。

お疲れ様でした！とても凄い物語を拝読して
感無量です…華やかで残酷なカタルシスが
穏やかな日常へと繋がってゆくラストまで
本当に素敵な✨物語でした。