父親の背中がデカい親子愛のある無双小説

ぶっちゃけ主人公最強ではない(2章終了時点)。
味方である父親やその側近が相当強いので、そこにいつ到達するのかはわからない。
でも主人公は入学時点からいえば無敗だし、味方が強大なキャラで固まっているのは純粋に心強い。

また、主人公はくっころを見たいという割に善性の価値観で行動するため、タイトル通りの展開になってしまう。
くっころ欲求が叶うことはこの先あるのだろうか。
なんとなく、なさそうだ。

しかし、気がつけば周りが幸せで彩られているともいうべきこの状況で、それが叶う必要はあるのだろうか。
本人が思う幸せは、本人にとって幸せなのだろうか。
そういう作品だと思う。