世界の手触りはざらざらした砂のよう。

御作の中の言葉、描かれる光景は、必ずしも優しくはないです。残酷さや理不尽さ、偽善といった、人間の闇を感じますが、そこで投げない強さ、意志が好きです。最後の一行が闇の中の光のように感じます。太古の壁画の前に佇んだら、こんな気持ちになるのかなと