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あとがき」への応援コメント

  • 人魚問題をどうするのかに頭を悩ますガートルードとコリンス船長のパートはもちろん、後半のステファニーとアリソンの会話も素敵でした。人生の荒波を超えてきた二人の会話に、なんかグッとくるものがあります。
    太陽が沈まない国だったころのイギリスは、この世の覇権を謳歌していたように見えていましたが、その実、薄氷を踏むような緊張感が常にあったのでしょうね。無理に植民地を広げてきたしっぺ返しとでもいえるでしょうが、ステファニーのように、思わぬ運命を背負わされた子供たちも、数多くいたでしょう。
    ステファニーに「人魚なんていない」と言い切ってしまうガートルードに驚かされつつ、そのあとにつづく言葉が素晴らしかったです。人間、性別や年齢も関係なく、どんな場所も切り開いて行けるのだと、こちらにも言ってらえているようでした。

    最後に大変遅くなりましたが、自主企画への参加、ありがとうございました!

    作者からの返信

    ていねいなコメントとレビューありがとうございます。
    この物語は、Under the Storm のときに年代を1857年に設定し、「1857年って何があったっけ?」と調べるとインド大反乱というのが出て来たので、それにもとづいて構想を作りました。なんかウィキペディアでリンクをたどりつつ作った、という感じです。なお、もう10年以上前ですが、台湾で半年ほど過ごしたこともあり、その思い出、台湾の人たちへの御礼も兼ねて台湾の話も(間接的に)登場させることになりました。
    シャーロック・ホームズものはもとより、もう少し時代が後のアガサ・クリスティーの小説でも世界に広がったイギリス帝国が「普通の(ちょっと上流の)人たちにもたらす悲喜劇」というのがいろいろと出て来るので、そういうイギリス文学へのあこがれのようなものもありました。
    すてきな自主企画をありがとうございました。
    またお世話になる(とくに長くなって読むのがたいへんに…)と思いますが、今後も何とぞよろしくお願いします。

  • 話を深掘りしていくうちにどんどん膨らんでいくということはよくありますね。
    数十年に渡る話になるとは思っていませんでしたが。

    作者からの返信

    いやあ…最初にちゃんと構想を作らないで、「最後のほうはこんな感じで」とか思っていると、実際に書いてみると終われなくなり、こんなことになります。

    ありがとうございます。またよろしくお願いします。

  • あの時代の英国はホント化け物ですよね^^;
    改めまして、お疲れ様でした。
    面白かったです。

    ではではノシ

    作者からの返信

    「化け物」(^^;。でも、まあ、そんな感じですね。紅茶が大好きな化け物。(^^;

    ありがとうございます。
    またよろしくお願いします。