応援コメント

第14話 漆黒の夜の海」への応援コメント

  • 人魚との出会いは決して楽しい思い出だけではなかったんですね。
    時間が経つことによってようやく口にすることができた。

    この夜の記憶はいつか懐かしい思い出になるんでしょうね。

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    「ほんとうは人魚に出会ったのに、まわりに合わせるために人魚に会っていないと言う」というのの逆で、「ほんとうは人魚に会ったのではないのに、それはないしょで、まわりには人魚に会ったと言っている」というややこしい状態で、それでお父さんに人魚さんの贈りものを捨てられてしまった、ということですから、それはつらい思い出だったのかも、と思います。

    たしかに、この夜の記憶も、いつかいい思い出になるのでしょう。

    ここまでお読みくださいましてありがとうございました。
    またよろしくお願いします。

  • 完結お疲れ様でした。
    「人魚」と「内緒話」から、よくぞここまでスケールの大きい話を思いつかれたものです。
    キケローの言葉と、最後に笑い合える二人が美しかったです。

    面白かったです。

    ではではノシ

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    もともと前作に出て来たガートルードが人魚のふりをする、というだけのお話だったのですが、その「内緒話」をどこでばらそうか、ということを考えると、四十年後まで引っぱってしまいました。
    ここまで大きくなるとは自分でも思っていませんでした。
    わりかし「インド成金」気質丸出しのお父さんと違って、教養も身につけ、使用人とも仲良くしていたことで、地位は失っても幸せにはなれたのかな、と思います。

    またよろしくお願いします。