15:広げた腕に飛び込んで 感想
お話
https://kakuyomu.jp/works/16818093080437113456/episodes/16818093081226587975
シンプルイズベスト……そんな言葉が、筆者の頭にはよぎってしまいました(べ、別に真ん中3文字で『うおおおル●ズ! レモンちゃん!』とか言ってないんだからね!?)
いやね、店主とか街のみんなの反応でわかるんですよ──あっ、サヴィアくんってば王子様なのかしらって!(王様でしたね) でも、それが先にわかったっていいじゃない、サヴィアくんとエイミーちゃんの姿をずっと眺めていられるなら!
いいですよね、迷子になっていたところを助けられてからずっと好きだったんだろうなと思ってしまいます。街のみんなと一緒にニヤニヤ眺めてしまいたくなりますね、はよくっつけ!と誰もが思っていることでしょう……そういうの、筆者大好きなのです。
はよくっつけ!というふたりといえば、はよくっつけ!という様子だったふたりがふとしたすれ違い(主人公の友人がわりと計画的に引き起こしたもの)によってギクシャクし、その間に件の友人がヒロインをものにしてしまうところから始まる成人向け恋愛漫画があるのですが、なんとその4巻目配信を目前に控えた今、5の存在まで作者様のSNSで示唆されているのを目撃してしまいました。ただでさえ筆者のFA●ZA購入履歴のNTR(NTRについてご存じない場合は、ご家族に尋ねてみてください)比率が高いのに、ここから更に2作品買うことになるとは……! 11品中9品がNTR系統って、まるで筆者がそういうの大好きな人みたいじゃないですか! はい! 大好きです!!!(ほとんどが音声作品です)
その恋愛漫画、3の最後に元々好きだった幼馴染みとのすれ違いが友人(ヒロインから見たら今の彼氏)によって意図的に引き起こされたものだというのを聞いてしまい、彼から受けてきた尊厳を傷つけるレベルの恥辱の数々や幼馴染みへの未練を断ち切るために自身が選んできたことを思い返して精神的にズタボロと化したヒロインの手を、主人公がようやく掴むことのできたシーンで終わっているので、続きか気になって仕方ないんですよね!
あの●んだ目で怨嗟のように発せられた「見ないでよ」という台詞……。そうですね、怨嗟のような台詞(例:「ただいま、くそ親父」)で区切られる続きものは名作という法則、きっとここでも生きていると思うんですよね! うおお止まらない、夏の日差しのように熱いこの昂り、止まりませんねぇ!!
……常夏の雰囲気漂う爽やかなラブコメを読んだあとに、どうして筆者はそんな話をし始めてしまったのでしょうねぇ?(突然我に返るのも筆者の感想においては恒例行事です)
尊い尊いとニヤニヤしてもいいのですが、薬品を使って応戦するエイミー、逞しい子……!(いま、筆者の目は白目だけになっています)という感想も忘れてはいけません。サヴィアくんの正体を知ってもそう変わらずに接することができるところ、いま挙げた逞しいところ、そういう姿を本編の始まる前から見てきたからこそ、街の人たちもふたりのことを温かく見守っていたのかも知れませんね。なんというか、いい空気感の国ですねぇ……。
ということで、『広げた腕に飛び込んで』の感想とさせていただきます。
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