11:虹の乙女の祭日に 感想

https://kakuyomu.jp/works/16818093080437113456/episodes/16818093081090981917


 出てきた時点で『この少年、ただのショタではないな……!』と目を付けていましたが、そうか、国の中心になるお姫様だったんですね……! というか、たぶん祭りの日に見慣れない美少年がいたりすれば、もうわかろうというものなのかも知れません。

 文中で『切ないような微笑み』とあったので、その身分や扱いについて思うところ(伝えられるような力なんてないのに、とか)があるのかなとか、実はその祭日だけが国民にとっての束の間の安息で、本当は物凄い苦境にある国なのかなとか、他にもいろいろなことを考えてしまいましたが、このお話ではお姫様を迎えることのできた村の楽しいお祭りの様子が描かれていましたね。


 虹色の髪の秘密とか、いろいろ気になるところも残るお話ではありましたが、何はともあれお忍びで現れるお姫様っていいですよね……。筆者がプレイしていたゲームにも、並外れた戦闘センスと好奇心を持て余して城を出奔し、さながら武闘家のような戦いぶりで国に巣食う魔物を倒したり、武術大会に出たり、果ては世界を救う一行に加わったりするお姫様がいましたね。ゲーム内では、仲間になって以降ずっとお世話になりっぱなしでしたっけ。

 確か彼女たちの物語を描いたコミカライズが出ていたなと思っていま調べてみましたが、執筆陣(シナリオ担当の方と作画担当の方)のトラブルで道半ばのようなところで終わっていたようです。ひょっとしたら、筆者が昔読んだところまでしか出ていないのかも……?


 いったいどうなのか……そして、この感想を書いている最中に往年の恋愛アニメの終盤を見返していたりしたために、「乙女……、姫……→朝倉●姫……?→音姉……!」という謎の変換チャートが筆者の脳と涙腺のなかで出来てしまっていますが、このお話とはそこまで関連性がないので、本格的に脱線する前に、この辺りで『虹の乙女の祭日に』の感想とさせていただきます。

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