9:絶対にバレないカツラ殺人事件 解決編 感想

お話

https://kakuyomu.jp/works/16818093080437113456/episodes/16818093080894887710


 既にある物語の最終局面という雰囲気、そしてキチンと推理ものっぽい雰囲気が出ている!

 まずはそこに感服しました。


 いや、ストレートに最初の人が犯人なのかと思っていたら、語り手が犯人だったパターンですね。そういうのがあるだけで一気に推理ものみたくなるので、やはりどんでん返しとまでいうと過剰ではあるものの、こういう『え?』となる要素はほしくなるものです。


 ハゲを見られたら殺さなくてはならない。

 そう豪語する語り手の過去にはいったい、何があったのでしょうね……? ちなみに筆者は好きなあの子の検索履歴には関与しませんが、好きなあの子の恋愛遍歴を聞くのは好きなタイプです(わざわざ調べたりはしませんよ?) なんというか、こう……語られる内容によってはワクワクしてきたりしませんか?

 まぁね、この語り手にも秘密はありましたが、人には誰しも知られたくない秘密があるもの。斯く言う筆者にも、これは墓場まで持っていかなければなと思っていることのひとつやふたつはあるので(シモ関連ではなく)、……いや、それでも事件起こすまでいくかな……。

 見つからなければ、事件になりませんからね。


 ということで、秘密は人を彩るアクセサリーなんだってねなんていうお話をしつつ、『絶対にバレないカツラ殺人事件 解決編』の感想とさせていただきます。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る