第5話 秘密

○秘密


 次の日も次の日も弥太郎はまずは、自転車小屋に置いて行かれたミクの自転車を確かめた。あの夜以来、ミクの自転車には誰も触れた形跡は見当たらなかった。


 弥太郎はそれとなくミクが取っていそうな講義を覗き、図書館や食堂、カフェにもミクの姿を探した。


 「広場にも居ないしなあ・・・」


 結局、弥太郎はミクを見つけることも出来ずに土日に入った。


 土日に入ると大学の講義は休みだった。弥太郎はここぞとばかりに溜めに溜め込んだ家事をやるつもりで居た。


 「はあ・・・やる気が出ねえ・・・」


 弥太郎は午後になってもウダウダと布団の中で寝転がる。


 ”グウウ〜キュルキュルキュル〜”


 「はあ〜・・・腹減ったあ〜・・・」

 弥太郎は腹の虫に話しかける。


 「お前だけは元気なんだな・・・」


 ”グウウウ〜ッ”


 「ああ、もう、分かったよ・・・。トメばあさんのところにでも行こうぜ・・・」


 弥太郎は腹をさすりながら起き上がる。


 「え〜と・・・。昼の2時前か・・・。営業してるのかな・・・?」


 弥太郎は運転席のドアを閉める。


 ”バタンッ”


 ”キュルキュルキュルキュル〜ッ・・・ブウ〜ンッブウ〜ンッ”


 弥太郎はエンジンをかけ、クラッチを踏むと車を前進させた。


 「よっし!いい感じ〜♪」


 弥太郎は車の窓を開けると軽快に車を走らせた。






 *






 ”バタンッ”

 トメばあさんの食堂にたどり着くと弥太郎は車を停めて車内から抜け出した。


 「こんにちは〜」

 弥太郎は食堂のドアを”カラカラ”と開いた。


 「はあ〜い、いらっしゃ〜い」

 店の奥からトメばあさんの声が聞こえて来る。


 「トメさ〜ん?いまの時間も食事できますか〜?」

 「いいわよ〜。あらあ〜、新入りくん?」

 「弥太郎です。渡来弥太郎」

 「そうそう。そう言う名前だったわね。ウフフ」

 トメばあは嬉しそうに笑い出す。


 「さあさあ、遠慮せずに、こっちにおいでなさい」

 トメばあは弥太郎を店の奥まで招いた。


 「えっ?ここって奥があったのかあ〜?」

 「そうよ〜。身内だけが入れるお座敷」

 「へえ〜。もしかして、トメさんの寝室とか?」

 「ウフフ〜。違うわよ〜」

 トメばあは、口に手を当てて大袈裟に笑う。


 「さあさあ、上がって〜」

 「ああ、はい、うん・・・」

 弥太郎は戸惑いながらも座敷に上がった。


 「ちょっと待っててね〜」

 トメばあは、弥太郎を座敷にあげると、暖簾を下ろして店を閉めた。


 「ここも夜まで休憩にするからね〜」

 「えっ?や、やっぱり俺、まずかったんじゃあ・・・?」

 弥太郎は慌てて引き返そうとする。


 「いいえ。そうじゃないのよ〜」

 トメばあは弥太郎を押し戻す。


 「あなたに会いたかったのよ〜」

 「へっ?お、俺に・・・?」


 「そうよ〜。あなたよ」

 「は、はあ・・・」

 弥太郎は”それなら・・・”と座布団に座り込んだ。


 「ご飯は?何かリクエストがある?」

 「ああ、いえ・・・。腹減ってるんで何でも食べさせてください」

 「了解〜。何でも定食一つ〜!」

 トメばあは手際良く盛り付けて行く。


 「はい!」

 ”ド〜ンッ”と弥太郎の目の前に大盛りのご飯とおかずが運び込まれる。


 「うっわあ〜。すっげえ〜」

 弥太郎は思わず身を乗り出す。


 「好きなだけ召し上がれ?」

 「うわあ〜♪いっただっきま〜す♪」

 弥太郎は”ガツガツ”と飯を咥え込む。


 ”モグモグ・・・ガツガツ・・・モギュモギュ・・・”


 「いい食べっぷりねえ〜♪」

 トメばあは、楽しそうに弥太郎を見つめる。


 弥太郎はそんなトメばあをチラと見上げた。


 (どうしたんだろう・・・?何か聞いて欲しいことでもあるのかな・・・?)

 弥太郎はおかずに視線を移すと”ゴクリッ”と食事を飲み込んだ。


 「はい、お水〜」

 「うごっ・・・、あ、ありがと・・・ゴクリッ」


 ”ドンドンドンドン”

 弥太郎は胸を叩く。


 「はあっ・・・はあっ・・・ぷっは〜」

 ようやく喉を解放された弥太郎は一息ついた。


 「ウフフ」

 トメばあは上機嫌に笑う。


 「トメさん、最っ高〜。メッチャ美味いよ♪」

 弥太郎はトメに向かって言う。


 「そうかい?ありがとう」

 トメばあは嬉しそうに言う。


 「ねえ?トメさん?」

 「何だい?坊や?」


 (えっ?俺、坊やって・・・)

 弥太郎は恥ずかしそうに苦笑いする。


 「何か聞いて欲しいことがある?もしかして、俺に・・・?」

 「そう思うのかい?」

 「うん・・・まあ・・・」

 弥太郎は言葉を濁す。


 「そうだねえ〜。そうかもしれないねえ〜」

 「言いにくいことか・・・?」

 「そうでもないさ」

 「じゃあ、聞いても良いのか・・・?」

 「そうだねえ〜。ちょっと重いかもねえ〜」

 「お、重いのか・・・?」

 「今時の人たちはそう言うんだろう?”重い”って」

 「話の内容に拠ると思うんだけどな・・・」

 「まあねえ〜。それでも聞くかい?」

 「ああ、うん・・・」

 弥太郎は箸を置く。


 「実はねえ〜、ミクちゃんのことなんだけどねえ〜」

 「えっ?ミ、ミクのことなのか?」


 弥太郎は体を前に乗り出す。


 「そう。ミクちゃんとヤマトくん。その家にまつわる古〜い因習の話になるかな・・・」

 「因習?」

 「そう。いまではあり得ないような馬鹿げた因習の話なのよ・・・」

 「トメさんも関係してる?」

 「わ、私かい・・・?まあまあ、関係しているくらいだよ・・・」

 「ふう〜ん・・・」


 トメばあは湯呑みを二つ持ち出して、弥太郎と自らにとお茶を注いだ。


 「はい。お飲み?」

 「ああ、うん、ありがとう・・・」

 弥太郎はこれから始まる話に備えてお茶を一気に飲み干した。


 「ぶっはあ〜」

 

 ”ドンッ”


 勢いよく弥太郎は湯呑みを座卓に置いた。


 「さあ、トメさん。胸の内を俺に話して聞かせてくれ」

 「ウフフ。威勢が良いわねえ〜、若い子は」

 トメは笑う。


 「俺、聞くからさ」

 弥太郎は胸を叩いて見せる。


 「はいはい。じゃあ、お願いね」

 トメはゆっくりと話し始めた。






 *





 ミクの母親は1年前に病気で亡くなっていた。当時、ミクは、母親と二人暮らしだった。父親は早くからミクには居ないのだとされて居た。


 ミクの母親が病気で倒れた頃から、ミクの母親は内緒であることの調査を依頼していた。そして、その内容は、母親が亡くなった後で、遺書として開示された。


 「この辺りは産業もロクに何も無い、どうしようも無い小さな村でねえ〜」

 「む、村って・・・。村まで話が戻るわけ・・・?」

 弥太郎はスケールの長い話に呆気に取られる。


 「ヤマトくんのお家はこの辺りでは大きな家だったのよ〜」

 「へえ〜。あいつ、やっぱり御坊ちゃまだったのか・・・」

 「御坊ちゃまどころかお殿様だねえ〜」

 「えっ?城まで守っちゃう家系?」

 「まあ、例えるならねえ〜」

 ”クスクス”とトメは笑う。


 「昔は、とにかく生きて行くことが大変でねえ〜」

 「うんうん、それで?」

 「お妾さんとして生きて行く道を選ぶ女性も多かったのよ・・・」

 「えっ?お妾さんって・・・?」

 「そう。旦那さまに囲って貰うのねえ〜」

 「マ、マジかよ・・・?」

 「この辺りでは、美人が生まれると、ヤマトくんのお家に見初められようと必死でねえ〜。競い合って居た時期もあるくらいなのよ〜」

 「うっわあ〜。時代劇だ〜」

 弥太郎は苦笑する。


 「そうねえ〜。いまの人から見れば、可笑しな世界よねえ〜」

 トメは笑う。


 「そ、それで・・・?」

 「そう、それでね・・・」


 ヤマトの本家は、古い家柄で、この地元の間柄では誰も口答えなど出来なかった。産業もヤマトの家を通して、地域全体の産業が成り立っており、ヤマトの家からは多大な寄付が街全体にもたらされて居た。


 「ミクちゃんの祖母は、旦那様のお妾さんでね」

 「旦那様って、ヤマトの祖父さんか?」

 「そう言うこと」

 「そして、ミクちゃんの母親は現在の旦那様のお妾さんだった」

 「ヤマトの親父さんってことだな?」

 「そう言うことなのよ。何かピンと来たかしら?」

 「えっ?な、何が・・・?」

 「ミクちゃんと〜、ヤマトくん?」

 「ええっ・・・。ええっと・・・」

 弥太郎は”どういうことだ?”と考える。


 (ミクの母さんがヤマトの親父さんとデキちゃってる・・・?)


 弥太郎は、何かに思い当たる。


 「えっ!?マジか!?う、うっそだろう・・・」


 弥太郎はあり得ない想像に頭を抱える。


 「気づいたのかい?坊や〜?」


 「い、いいえ・・・」

 弥太郎は頑なに首を横に振り続ける。


 「因習でねえ〜、お妾さんが子供を産みたいと言ってきた時は、他の男をあてがうことになってるんだよ。だからねえ、お妾さんたちは子供の親としての夫が連れてこられるんだよ。その夫がお妾さんと生まれた子供を育てて、女性は、お妾さんとしても旦那様に尽くすし、夫にも尽くすってことにされちまうんだよ・・・」

 「ひ、ひっでえなあ・・・」

 弥太郎は呆れ返る。


 「でもねえ〜。女は惚れちまっているし、あてがわれる男は旦那様からの贈り物だからねえ〜。だあれも何も言わなかったのさ」

 「男もそれで良かったのかよ?」

 「男はそれで良かったのさ。お妾さんを養うとなれば、旦那様とも懇意になれるし、地位も名誉も与えられる。出世を目指すなら一番の早道さ」

 「そ、そんなにヤマトさんの家ってすごいのか?」

 「元々、技術職の家でねえ〜。古くから多くの特許を持ってらっしゃって〜」

 「ふう〜ん、そうだったのかあ・・・」

 弥太郎は面白くなさそうな顔をする。


 「ミクちゃんのお祖母さんもお母さんもミクちゃんをお妾さんの”女性”のつもりで躾けて育てたんだよ」

 「えっ?それって、どう言うことだよ?」

 弥太郎はトメの話に食いつく。


 「お妾さんの子供たちは、旦那様に差し出すのさ。特に女の子はねえ〜。旦那様とその一族に気に入って貰えたら、そりゃあ、安泰だって言ってねえ〜」

 「そ、それで、ミ、ミクは・・・?」

 「ミクちゃんもお祖母さん、お母さん、直伝の伽で仕込まれてねえ〜」

 「ま、まさか・・・」

 「可哀想だけど、旦那様には見初められなかったのさ」

 「セ、セーフ・・・」

 弥太郎は胸を撫で下ろす。


 「諦めきれなかったミクちゃんの母親はねえ〜」

 「えっ?まだ何かあるのかよ?」

 「ヤマトくんにミクちゃんを差し出したのさ」

 「はあ〜?な、何でだよ・・・?」

 「ミクちゃんの母親は旦那様に我が子だとは認知されないことは分かって居たからねえ〜。分かって居たからこそ、他人としてヤマトくんに差し出したんだろうねえ〜。もちろん、ミクちゃんもヤマトくんも出生の秘密なんて知らされて居なかったしねえ〜」

 「そ、それで・・・?」

 「あろうことかヤマトくんがミクちゃんを気に入っちゃってねえ〜」

 「ま、まさか・・・」

 「そう。おそらくね・・・」

 「で、でも・・・。兄と妹かもしれないんだろう?あの二人は?」

 「そうなのよ。でも、もうそれも、もう明かされてしまったの」

 「ど、どう言うことだよ?」


 トメはミクの母親が残した遺書について簡単に説明をした。


 「ミクちゃんのお母さんは、ミクちゃんが一人だけ残されることを思って、真実を明かしたのね・・・」

 「・・・」

 弥太郎は無言だった。


 「お妾さんには何も残して貰えないのよ。土地も遺産も財産も・・・。体一つでこの世を去らなければならない。それを分かって居ながら、ミクちゃんのお母さんは、夫を取らずに密かにミクちゃんを産んでしまったの・・・。旦那様との間の子供がどうしても欲しかったのねえ・・・」

 「そ、それって・・・。ミクが不幸じゃん・・・」

 弥太郎は涙ぐみながら言う。


 「そうね・・・。どうしようもない因習が招いた悲劇ね・・・」

 「それで、ミクは?どうだったんだよ?子供の頃は?」

 「それも悲惨だったわあ・・・」

 「な、何だよ?それ・・・?」


 「お妾さんの子供たちは、世間的には無い者として扱われたのよ」

 「どう言うことだよ?」

 「本家の正妻さんを始め、本家筋の方々には快い存在たちでは無かったからねえ〜。お妾さんの子供たちは、美人、美男ばかりだったから嫉妬もあって・・・。子供たちの間でも仲間はずれにされたりねえ・・・」

 「な、何だよそれ・・・」

 「同級生になる女の子たちからすれば、好きになる男の子たちが揃ってお妾さんの子供達に惚れてしまうものだから面白く無かったのよねえ〜。そうやって言われの無い反感を買ってきたの・・・」

 「ホンッと酷いなあ・・・」

 弥太郎はため息をつく。


 「それで?俺にこんな話をしてどうするんだよ?」

 「あの子達を自由にしてあげて欲しいのよ」

 「お、俺があ〜?」

 「そう、あなたが」

 「な、なんで俺なんだよ?」

 「あなたがまず、ここの土地を知らないから」

 「えっ?そう言う理由・・・?」

 「そう。単純だけど意外と大事なのよ〜、そ・こ・が」


 (う、う〜ん・・・)

 弥太郎は苦笑いする。


 (マ、マジか・・・)


 「この間のミクちゃんとあなたたちを見て思ったのよ。あなたたちならこのつまらない因習を終わらせられるって・・・」

 「そ、そうかなあ・・・」

 「ミクちゃんに新しい未来を拓いて。あなたにしか出来ない筈よ、坊や?」

 「な、何で、俺なんだよ?」

 「だって、あなた、負けないじゃ無い?」

 「へっ?」

 「ヤマトくんに負けないじゃ無い?」

 「そ、そんなこと・・・?」

 「そうよ。そんなことよ。それって、誰にでも出来ることじゃ無いわ」

 「いままで、やろうとした奴が居ないってだけじゃねえの?」

 「そうね。そうかもしれないわね。でも、あなたは、いま現実にそれが出来ている。それは強いわ」

 「そ、そうかなあ〜?」

 弥太郎は頭を掻く。


 「応援するから」

 「トメさんが?」

 「ええ、そうよ〜」

 トメは嬉しそうに笑う。


 「それに、あなたは、ヤマトくんとも対等にやって行けそうだし・・・」

 トメはボソリと呟く。


 「えっ?な、何?」

 「何でも無いわよ。ホホホ〜。はい、おまけ」


 トメは厨房からドッサリと盛られた唐揚げを持って来る。


 「うっわあ〜。何これ?どうしたの?」

 「腹が減ってわ戦は出来ぬでしょうが?坊や?おせんべつだよ〜」

 「いやいや・・・、戦って・・・、おせんべつって・・・」

 弥太郎は困ったような顔をする。


 「ど〜んっとお食べ〜」

 「はあ〜」

 弥太郎は唐揚げを口に頬張る。


 「あんぐっ・・・モグモグモグ・・・。うおっ!やっぱ、美味い♪」


 弥太郎はたちまちに笑顔になった。


 「ほおら、その笑顔♪」

 トメは嬉しそうに笑顔を見せる。


 「ミクとヤマトさんはさ、きっと、俺が来なくたって、自力でその古い世界から抜け出したのさ・・・」

 「そうかい?」

 「ああ。だけどさ、俺たちにいまここで出来ることがあるなら何だってやるさ」

 「いい男だねえ。坊や〜」

 「俺、ミクのことが好きだし」

 「ほおら、やっぱりそうだ」

 「ミクがミク自身の未来を諦めないことの為だったら何でもするさ。出来ることをね」

 「うう〜ん、楽しみだねえ〜」

 「ミクの未来、そこに俺も入りたい」

 「良いんじゃないかい?」

 「そこに過去は必要無いんだ・・・。俺には、”いま”だけ」

 「今だけ?」

 「そう。いま目の前に居るミクが俺のミクのすべてだから。目の前のミクを俺はいつでも見て居たい」

 「その為には一緒に居て、そばに居ないとだね〜」

 「まずは居候を辞めさせないとなあ・・・。どうせ、ヤマトが引き取るってミクのことを引き取ったんだろう?」

 「急なことだったからねえ〜。ミクちゃんもどうしようも無かったのさ」

 「まずは、そこからだ・・・」


 弥太郎は唐揚げを頬張ると立ち上がった。


 「よお〜っし!まずは、部屋の片付けだ!」

 「坊や?お部屋の掃除が出来て居なかったのかい?」

 「ああ・・・、うん。腹が減って先にこっちに来ちゃったから・・・」

 「フフフ。青春だねえ〜、坊やは」

 「笑わないでもらえます・・・?トメさん・・・?」

 「フフフ。ごめん、ごめん」


 「じゃあ、俺、帰って部屋を片付けるよ。いつでもミクと過ごせるように」

 「頼んだよ、坊や?あの子たちのこと」

 「ヤマトさんは余計だけどな〜」

 弥太郎は笑う。


 (二人とも私にとっては可愛い孫なんだよ・・・)

 トメは自身の秘密については、その日は、何も弥太郎には話さなかった。

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