7:華鏡と初恋 感想
お話
https://kakuyomu.jp/works/16818093080711847079/episodes/16818093081009054993
筆者はね、幼稚園の頃から色恋沙汰というか異性に興味のある子だったので、あと出歯亀趣味もある子だったので、たぶんわかりやすく解説してくれるなら恋を歌う和歌なんて楽しく学べただろうなというのはさておくとしましょうか(この話をすると、気になる子を追いかけてはその子を守る子たちに拳で退けられた幼少期もセットで語ることになる……まぁ、悪くない心地でしたけどね)。
そうか、付喪神だと思いましたか……というか本当に付喪神だったんですね。筆者がこの手の話を書こうとすると、たぶん実在の人間(高確率で□リコン)になりかねないので、付喪神という存在を書ける感性をほしいものです。
いいな、いいな、つくもがみっていいなー♪
子孫繁栄の御守りとするには、その付喪神の初恋ハンターぶりはいかがなものかと思うのですが、まぁ……なんでしょうね。この付喪神は恋する気持ちを教えてくれる相手なのかも知れませんね。
あれ、それって付喪神視点でだいぶ切なくなってきません? 自分に想いを寄せてくれる相手は、それでも自分とは決して結ばれずに他所の…………(このまま、と言われたときの反応にはそういうのも表れていそう)。
へぇ。
ということで、このお話を読んで少し思ったのですが、「BSS(僕が先に好きだったのに)」ってそういえば「僕が」が主体になることが多いですが、『自分を好きでいてくれているのは知っているけど特に意識しないでいたら、後から現れた別の人に気持ちが向き始めて、ターニングポイントでやっと自分も少しだけ意識するようになったものの、はっきりした答えを返せずにいたら完全に離れていってしまった』的な、「僕を」先に好きだったのに──路線でも成立しそうなところはありますよね。
いや、それも「僕が」で使えるだろうという話ではあるのですが、この主格か目的格かの違いって話の味付けとしてはわりと大きいかなとも思ったりするので……。
なるほどねぇ。
ひとり合点ばかりになってしまっておりますが、そういうことで『華鏡と初恋』の感想とさせていただきます。
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