【動画】EURO2024 勝手にベストイレブン
武藤勇城
↓本編はこちらです↓
EURO2024 勝手にベストイレブン
日本時間で2024年6月15日の午前4時、開催国ドイツ対スコットランドの試合で開幕した、サッカーユーロ2024。同年7月15日の午前4時、スペイン対イングランドの決勝が行われ、スペインの史上最多4度目の優勝で幕を閉じました。今回は、この1か月間の激闘の中から、独断と偏見によるベストイレブンを考えてみたいと思います!
※全て敬称略
まずは選考基準です。優勝チームからは最多の3名を選出します。それ以外のベスト4に残ったチームからは2名ずつです。ここまでで合計9名。残り2名は、ベスト8に残りかつベスト4に残らなかった4チームの中から、1名ずつ計2名を選出します。当然ながら、今大会で活躍した選手でなければなりません。この条件に該当するチームは、以下の通りです。
優勝国:スペイン 3名
ベスト4:イングランド、オランダ、フランス 各2名 計6名
ベスト8:スイス、ドイツ、トルコ、ポルトガル この中から2名
それでは、優勝国のスペインから選んでいきましょう!
スペイン代表 主要選手
FW:ダニ・オルモ モラタ ヤマル
MF:ファビアン・ルイス ペドリ ロドリ
DF:カルバハル ククレジャ ラポルテ
GK:ウナイ・シモン
この中から3名を選出します。最初に目に付くのは、やはりロドリです。チームの中心であり、攻守の要です。メンバーを落として挑んだグループステージ第3戦を除き、ほとんどの試合でスタメン出場しました。ロドリは外せないでしょう。
次にヤマルです。決勝戦の直前に17歳になったばかりという若武者で、ユーロ史上最年少得点記録を樹立しました。右サイドのアタッカーで、多くのチャンスメイクをし、4アシストを記録してアシスト王に輝きました。
最後はカルバハルです。32歳のベテランで、身長はそれほど高くありませんが、今大会ショートコーナーから代表初得点を記録しました。因みに、その時アシストしたのもヤマルです。以上の3名を、スペイン代表から選出します。
参考:ヤマルの史上最年少得点シーンは、以下ハイライト動画の1分18秒~
速報ダイジェスト |スペインvsフランス |準決勝
abema.tv/video/episode/682-1_s40_p23
FW:ヤマル
MF:ロドリ
DF:カルバハル
GK:
続いて準優勝したイングランド代表から2名を選出します!
イングランド代表 主要選手
FW:ケイン サカ
MF:パルマー フォーデン ベリンガム ライス
DF:ウォーカー ストーンズ
GK:ビックフォード
個人的に、最初に選びたいのはストーンズです。今大会、イングランド代表は決勝戦でスペインに2失点を喫した以外、全て1失点以下に抑えました。その堅守を支えた立役者です。かなり危ない場面で、ストーンズが捨て身のタックルだったり、体を張ったディフェンスを行い、ゴールを守るシーンが何度かありました。ストーンズは確定です。
残り1名は迷いどころです。中盤を支えたライスやベリンガム、大会途中のシステム変更により攻撃ではなく守備面で貢献したサカ、決勝戦でスペインを苦しめるゴールを挙げたパルマーなどがいます。何よりエースとして大会3得点、6名同数ながら大会得点王になったケインもいます。ただケインに関して言うなら、3得点という数字はあまりにも物足りないところでしょう。せめてあと1得点、単独得点王だったら、と思わずにはいられません。ここはケインを含めた候補5名を残して一旦保留し、先に進みましょう。
参考:ストーンズのシュートブロックシーンは、以下ハイライト動画の0分45秒~。また、その直後にはスペイン代表ロドリのシュートブロックシーンもあります。
速報ダイジェスト |スペインvsイングランド |決勝
abema.tv/video/episode/682-1_s40_p25
FW:ヤマル
MF:ロドリ
DF:カルバハル ストーンズ
GK:
(保留:ケイン、サカ、パルマー、ベリンガム、ライス)
ベスト4の残り2チーム、オランダ、フランスから各2名、計4名の選出を、少し駆け足気味に行きます!
オランダ代表 主要選手
FW:ガクポ デパイ
MF:シモンズ ラインデルス
DF:アケ ダンフリース デ・フライ ファン・ダイク
GK:
フランス代表 主要選手
FW:エムバペ デンベレ
MF:カンテ グリーズマン チュアメニ ラビオ
DF:ウパメカノ クンデ サリバ テオ・エルナンデス
GK:
オランダ代表からは、外せないのがガクポです。ケインと同様、3得点で大会得点王に輝きました。もう1名は、ディフェンスラインを束ねるキャプテンのファン・ダイクか、その相棒のデ・フライかで迷います。両名ともユーロ全6試合スタメンフル出場を果たしました。デ・フライはセットプレーから1得点を挙げており、ファン・ダイクは危険なところをカード覚悟で度々防ぎました。難しいですが、ここは得点という結果を残したデ・フライを選出します。
フランス代表は、今大会ほとんどゴールを奪えませんでした。攻撃陣は全員失格と言って良いでしょう。候補は守備陣になります。ボランチのカンテやチュアメニも良かったのですが、4バックは全員スタメンフル出場を果たしていますので、ここから2名を選出します。ここまで左サイドバックを選んでいませんので、テオ・エルナンデスを確定します。もう1名はサリバでしょうか。これで確定です。
参考:オランダ代表DFデ・フライの得点シーンは、以下ハイライト動画の3分22秒~
速報ダイジェスト |オランダvsトルコ | 準々決勝
abema.tv/video/episode/682-1_s40_p22
参考:フランス代表DFテオ・エルナンデスのシュートブロックシーンは、以下ハイライト動画の3分19秒~。その他、0分32秒のCKからエムバペのシュートに繋げたパスや、1分20秒~の最後のシュートブロックもテオ・エルナンデスです。
速報ダイジェスト |フランスvsベルギー |ラウンド16
abema.tv/video/episode/682-1_s40_p15
FW:ガクポ ヤマル
MF:ロドリ
DF:カルバハル サリバ ストーンズ デ・フライ テオ・エルナンデス
GK:
(保留:ケイン、サカ、パルマー、ベリンガム、ライス)
ここで、保留していたイングランド代表選手5名からの選出を行いましょう。中盤の選手が足りませんが、3-5-2にしてカルバハルとテオ・エルナンデスをウイングバックしても良いですし、DFで選ばれているストーンズがボランチも出来ますので、中盤なら司令塔のポジションを選びます。また、FWの中央も足りていません。右の攻撃的な選手サカ、ボランチのライスは外します。パルマーは大事なところで得点を挙げているのですが、出場時間は短いため、省きましょう。さて、そうなるとケインかベリンガムか、の2択です。ベリンガムは司令塔、ゲームメイカーというより、セカンドストライカーに近い選手ですから、FWの中央をケインで埋めましょう。
FW:ガクポ ケイン ヤマル
MF:ロドリ
DF:カルバハル サリバ ストーンズ デ・フライ テオ・エルナンデス
GK:
ここまでで9名を選出しました。残るポジションは2つです。GKと、中盤の司令塔です。該当選手を、スイス、ドイツ、トルコ、ポルトガルの中から探しましょう!
先にGKを選出します。候補になるGKはスイス代表ゾマー、ドイツ代表ノイアー、トルコ代表ギュノク、ポルトガル代表ディオゴ・コスタです。この中で目に付くのが、ポルトガルのディオゴ・コスタです。グループステージ突破後のベスト16の試合、0-0で迎えたPK戦で3本連続セーブという離れ業を披露し、ベスト8進出に大きく貢献しました。この功績を以て確定とします。
最後に司令塔のポジションです。ポルトガル代表には、B・フェルナンデスとB・シウバという、世界屈指の名手が揃っているのですが、先にGKを選んでいるため選外となります。スイス、ドイツ、トルコの中から選出しましょう。スイスにはジャカがいますが、前目というより中盤の底から組み立てるタイプです。外しましょう。トルコにはチャルハノールがいて、今大会でも得点を挙げています。候補にします。ドイツは中盤の人材が豊富です。ムシアラ、ギュンドアンが主に中盤でゲームを作る役目を果たしますが、今大会ワントップを務めたハヴァーツも巧みなテクニックで2列目でのプレーも得意です。この4名、チャルハノール、ムシアラ、ギュンドアン、ハヴァーツの中から選出しましょう。
今大会の純粋な得点数でみると、ムシアラが3得点で得点王の一人になっています。その他、ハヴァーツは2得点1アシスト、ギュンドアンは1得点1アシスト、チャルハノールは1得点です。ここは純粋なスコアポイント(得点+アシスト)で並べて、3ポイントのムシアラかハヴァーツ、このどちらかで決定しましょう。非常に難しいですが、今大会、ワントップのポジションで出場したハヴァーツを外し、ムシアラに決めようと思います。
参考:ポルトガル代表GKディオゴ・コスタのPK戦、3本連続セーブシーンと、その直前のスーパーセーブは、以下ハイライト動画の5分59秒~
速報ダイジェスト |ポルトガルvsスロベニア |ラウンド16
abema.tv/video/episode/682-1_s40_p16
参考:ドイツ代表ムシアラがロングボール一発で抜け出した独走ドリブルシュートシーンは、以下ハイライト動画の5分3秒~
速報ダイジェスト |ドイツvsデンマーク |ラウンド16
abema.tv/video/episode/682-1_s40_p12
FW:ガクポ ケイン ヤマル
MF:ムシアラ ロドリ
DF:カルバハル サリバ ストーンズ デ・フライ テオ・エルナンデス
GK:ディオゴ・コスタ
システム 4-3-3
ケイン
ガクポ ヤマル
ムシアラ
ロドリ ストーンズ
エルナンデス カルバハル
サリバ デ・フライ
Dコスタ
今回は以上です。
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