応援コメント

第33話:紐ほどく(4)」への応援コメント

  • 結愛さんの行動の原理がハテナです。中洲川さんとかは、結愛さんなら渡されたものを断らないだろうとか話していますが、なにか緊急度が違うような。結愛さんが取った行動が自分を蟻地獄へ落とし入れている気がするのですが、それとも犯人に少なからず好感を抱いていたのか。調書では、訳がわからない状態だったことがうかがえますが。私もわからないような気がします。そのときは、なにかこうしようというものがあったのでしょうね。

    作者からの返信

    こゆきさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    うーん、そんなに変でしたか?

    お腹が痛くて、どうにか家には帰れそうだという人が居て。
    痛いのはさておき、プレゼントを受け取ってくれ。受け取ってくれさえすれば、おとなしく帰る。
    そうなったら、「はいはい、受け取るから早く帰って休んでくださいね」となる人はけっこう多いように思うのですが。
    というのも、私自身がたぶんそうなります。

    もしかしたら文章の書き方で変に読めたのかもしれないので、ちょっと修正しておきました。

    さておき、こゆきさんの推測はほかにも思うところがあるのかもしれませんね。
    それをすべて解説していると物語のラストまで行ってしまうので、ここまでにしておきます。


  • 編集済

    確かに、不破さんが殺されたのは、タイミングといいやり口の酷さといい、不可解なんですよね。だって顔が潰れるくらいにぐちゃぐちゃにされてたわけでしょう。
    憎しみを向けるなら、実際にストーカー行為をしていた荒畑さんへの方が断然強そうなんですよね。
    細間さんは、中洲川さんが結愛さんと付き合ってたことを認識してたはずですよね。でも彼はターゲットにはなっていなかった。
    何か、まだ表に見えていない事実がありそうですね。

    そして、拉致された当時の状況。
    うーん、何となくなんですけれど。成人男性が蹲るほどの急病で、すぐ目の前にお店があったら、助けを呼んだりはしなかったのかな、という違和感がありました。雨降りなら尚のこと、とりあえず店内に入ろうという提案をしたりしても良さそうに思えるのですが。
    上手く言えないんですが、二人のやりとりだけでスムーズに拉致られすぎているように感じます。

    監禁期間、結愛さんは「何もなかった」と言っていたと思いますが、逆に二人で何をしていたんだろうと、実は前から気にかかっていました。
    なにかやはり、中洲川さんの知らない事実がありそうな気がしますね。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    昨日の返信で書き忘れていましたが、登場させたステーキ丼は実際に出すお店がありました。
    場所は広島県の神石高原町で、神石牛というブランド肉でした。今はもうお店がなくなってしまったようですが。
    地元の人も繰り返し食べる人気メニューでした。

    >憎しみを向けるなら
    仰るように、どうも偏っている感じがしますね。中洲川さんも言っているように、不破さんを止めなかったとしたら結果は酷いことになりますが。起きていない被害なわけです。
    実際に結愛さんを怯えさせ、周囲を汚したりベトベトの手形を付けた荒畑さんのほうが、怒りが向くはず。
    中洲川さんの存在についても、仰るとおりです。

    >拉致された当時の状況
    たしかに、苦しむ当人が薬を飲んだからいいと言っても、助けを求めたりすぐに休ませたりする考え方もありますね。
    中洲川さんは少なくとも、車に乗せられるときのやりとりは結愛さんらしいと納得しているような感じがしますね。

    >二人で何を
    若い女性が男性に監禁されたとなると、『何かあっただろうか』という疑問を、多くの人は二通りの意味で考えるのではと思います。
    結愛さんの「何もなかった」は、どういう意味だったのか。それで具体的には何をしていたのか。
    『紐ほどく』という言葉を裏切らず、近々に判明すると思います。

  • 結愛は乗ってしまった。
    特に脅迫めいたこともなく、時折入る仮病の演技。
    有無を言わさず走り出す車。
    あれよあれよと監禁場所へ。

    「トイレはここだから」
    「おふろはこっちね」
    「今晩何食べたい?」

    一方通行のアプローチを妄想する。

    「もうなにがなんだか、なにも考えられませんでした」

    もうまさにそれ。

    作者からの返信

    @chukkichukichuki58さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    はい、脅迫という恰好ではなかったようです。乗った車が走り出せば、飛び降りるなんてなかなかできることではないですしね。

    強引に連れてはきても、かいがいしく世話を焼く。たしかに細間氏はそんな感じかもしれませんね。
    いざというとき──◯◯するべき、△△すれば良かったのに。という意見を出す方もよくありますが、たいていの人は呆然と声もなく、しばらくは成り行きに呑まれてしまうものかなと思います。
    結愛さんもそうだったみたいですね。