改造少女「愚女」の脱走劇

第2話 脱走から一日

「新しく入ってきた子を紹介しよう」

「高橋美玲（たかはしみれい）です。十二歳です。よろしくお願いします。」

なんか私は孤児院？という親がない子たちが集まる場所に来ちゃった。

「高橋さん、多分慣れないことがあると思うけど、その時は私に言ってね」

「はい」

ちなみに施設から抜け出した後、私はヘリコプターに乗せてもらった人たちに、弱体化の薬をもらった。

彼らによるとどうやら私は他の人たちと比べて十倍ほど力があるらしい。で、周りの人を傷つけないためにその力を抑えるために私に弱体化という枷をつけることにしたっぽい。

「高橋さん、ちょっと後でこっちに来て」

どうやら施設の人に呼び出された。