改造少女「愚女」の脱走劇

ツナマヨ

第1話 エピローグ

「愚女を探せ、あれを世に放ったら終わりだぞ」


「いや、そんなことより我々の研究の集大成が終わるじゃないか、、、早く探し出せ、、、」


「クソ、裏切り者が脱走させやがった、、、」


施設のあっちこちから罵声が聞こえている中私はとある人と逃げている。


「頑張って愚女、あなたは私たちの希望の星なの、、、」


「おい、見つけたぞ!」


とある人が私を守るようにして、彼らの前にたった


「神崎よ、実験体を渡して貰えば、命は保証しよう」


この人って神崎って名前なんだ、、、


「お断りよ、こんな少女を毎日実験で傷つけて道具にするのはかわいそすぎる」


「そうか、だが、彼女は我々の研究の集大成だ、簡単に譲るわけにはいかない、撃て」


「逃げるわよ」


「ダダダダ」と一斉に銃声が響いていた。


「やっと外に出てた、、、」


「うっ、痛いl


「えっ、神崎さん大丈夫ですか?」


「大丈夫じゃないのかも、私が一緒にいたら足手纏いになるから、あなたは一人で逃げなさい」


「えっ、神崎さんは?」


「私はここで殿を務めようと思う」


「え、神崎さん一緒に逃げようよ」


「もうダメよう。本当は一緒に逃げてあげたいけど、体が動けないの、、、」


「え、、、じゃあどうすればいいの?」


「このまま真っ直ぐ森の中に入りなさい、そして今から銃を渡すから遠いところまでいったら、空にそれを撃ちなさい、そうすると仲間の救助部隊が来るから隠れて待つのよ?いい、わかった」


「うぅ、わかった」


泣きながら私はがむしゃらに森の中を走った。


「行っちゃったのね、、、さぁて私はしっかりと殿を努めるとするか!」


「おい、貴様、愚女はどこに行った?」


「あら、彼女?場所は教えなーい」


「そうわかった、まずは貴様から殺そう」


「あら、そうはいかないわよ?だって私の可愛い娘のためだもの」


銃撃戦のが真夜中に三十秒ぐらい鳴り響いた。



森の中私はひたすらに泣きながら走った。そして神崎さんのいうとおり遠くにまで行って銃を撃った。そしたらヘリコプターが来た。


「おい小娘、神崎はしらないか?」


「うぅ、神崎さんは...神崎さんは...私だけを逃してきちゃった、、、」


「そう、わかった貴様を救えただけまだマシか、、、はよ乗れ」


そのあとヘリコプターが過ぎ去ったのであった、、、

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