皆様は、いちご飴はお好きですか？　最初は可愛くて、つい買ってしまうけれど、最後のあたりでポロッと。なんてことありますよね？

彼らには、そんなことはありませんっ。

そう、現代で言うところのタンフルのように飴がバリバリしているような感じです。偉そうに書きましたが、私はタンフルを食べたことはありません。

さて、このお二人。ただ読んでいるだけなのに、おもわずニヤけてしまう。そのジレジレした感覚にのめり込みそうになる。

方や頑張れと応援しながら、もう片方は甘々〜、なんてキュン漬けされたような気持ちにもなります。

暑い夏は、涼しいお部屋でこちらの作品を読んでみましょう。別の意味では熱いかもしれませんが、ね？

突然、性別が変わってしまう病が存在する世界。
親友が突然美少女になってしまって、距離感に戸惑う主人公が描かれます。

でもそれは決して不純な物ではなく、幼なじみの男女が恋人へと発展してゆく中で、
遠慮したり、相手の気持ちが分からなくなったりする姿とよく似ていて、
描かれるのは純愛だと思います。

2万字の中で、なぜ親友が女の子になってしまったかまで、しっかり明かされます。
切なく甘いラブストーリー、ぜひのぞいてみてください！

芯の強さを、静かな強さを味わえます。

徹頭徹尾、男性とか女性とか関係なく、まっすぐな好意が向けられていたように思います。
性別の都合で遠慮してたのが、突然の変化でその制約がなくなっただけ。
あるいは性別を超えたパートナーというか。
元の性別が性別だから、距離感かなりバグってましたけどねっ(笑)

読んでいて砂糖が吐けそうでしたｗ
これからも応援しています。