双離怨録

あとがき

本作のテーマは「優秀な血統を追い求める一族の悲喜こもごも」、ジャンルは「異世界恋愛」。X（旧Twitter）で見かけた企画「#血統主義の集い」に乗っかって執筆、「小説家になろう」にて先行公開済みの作品です。

好きなジャンルは群像劇、でも恋愛に主眼を置いたものでさえめったに書かないのに、なぜか突然爆誕した百合風味なお話、いかがだったでしょうか。

もともと遅筆なので、じっくり書いていたら数ヶ月はかかる内容だと思いながら、上記企画の期限に間に合わせるため、今回は多少粗削りでも期限内の脱稿を目標に書き上げた作品です。

最初のプロットでは男の子だった主人公を女の子に変えたとたん、終盤までの流れが一気に決まったものの、主な関係性が本命とは互いにずれた相手という、正直、これ誰向けの作品なのか……

っていうか、敵役しょぼすぎでは……

うっかり夫人にフォーカスしちゃったけど、主人公コンビのことをもっとじっくり書きたかった……！

って思うのに、うっかり妄想しがちなのは夫人と母の若かりし頃なのよね……

Ｒをつけるつもりはないけど、もうちょっと踏み込んで書いてもよかったかな……

という疑問だったり心残りだったりがたくさんあるので、本作は遅くなりすぎないうちに全面改稿を予定しています。

どこかでお目にかかれますように。