第2話

探偵正樹視点

 

 俺は探偵、OOO正樹

 

 幼馴染で同級生のOOOと遊園地へ遊びに行って、〇ずくめの男の怪しげな取引現場を目撃した取引を見るのに夢中になっていた俺は、背後から近づいてくるもう一人の仲間に気づかなかった

 

 俺はその男に毒薬を飲まされ、目が覚めたら……

 

 

 

 体が縮んでしまっていた!(小人サイズのミニマム体系)

 

 もしこの名探偵が生きているとやつらにばれたら

 

 また命を狙われ、周りの人間にも危害が及ぶOOOOの助言で正体を隠すことにした俺は、Oに名前を聞かれて、とっさにと名乗り、やつらの情報をつかむ為に、父親が探偵をやっているOの家に転がり込んだ

 

 たった一つの真実見抜く見た目は小人、頭脳は大人、

 

 その名は、名探偵OOO! 

 

 

 

 というのは冗談で自分は普通の探偵です

ちょっとやばい組織に狙われてたりしなくもないけど

基本的に普通の探偵のはず

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ────────────────────────ー

 

 俺たちは、捜査一課の刑事二名と相棒兼後輩の息子プラスその同級生と北海道にある、とある城を観に来ていた

 

 

 

 

 

「すげー!」

 

 

 

「でっかいお城〜!」

 

 

 

「いつ建てられたんでしょう?」

 

 

 

「おやおや、こんな所に珍しいねぇ」

 

!?

 

 そう声がして、振り向くと眼鏡をかけたおじいさんが後ろに腕を回しながら歩いてきた

 

「君達はこの城を見に来た人かい?」

 

「「「うん!」」」

 

「ほっほっほ、そうかい、そうかい」

 

 

 

「ねえ、なんでこんな城が此処にあるの?」

 

 此処は日本だし、こんな古い城があるのはおかしい

 

「この城はな? 何処かの王族の末裔の家族が別荘として所有していた城なんじゃよ」

 

 王族? 

 

「えぇ! お姫様見たいなひとがいたの〜?」

 と田中のガールフレンドの井上がおじいさんに問いかける

 

 

「そうじゃ、まあ、住んでいたのも数十年前のことじゃからなぁ...いまの中はどうなってるかわからないのじゃよ」

 

「まあ、こんな 物しかないがゆっくりしていきなさい。」

 

 そう言ってたおじいさんは去っていった

 

「なあ! 田中! この中に入って見ようぜ!」

 

 田中の同級生の川島が言った

 

 それに同調するように

 

「ちょうどいいですね調査しましょう」

 

 とも言う

 

「うん!田中くんも探検するよね?」

 

 「う....うん」

 

「いいのかしら? さっき、あの人が住んでる人が居るって言ってたけど」

 

「まさかそんなわけないだろ、それに住んでるって言ったって数十年前だって言っていたじゃねーか」

 

 「第一、住んで居たらこんなに汚れてないだろうしな」

 

 

 

「それはそうだけど」

 

 俺と佐々木刑事が話していると

 

「おい名探偵! ここから入れるぞ! 」

 

 いつの間にか子供たちの後ろを歩いていた古谷がそうせかすように言う

 (あなた刑事ですよね?)

「おう、今行く、佐々木、ほら行くぞ」

 

 

 

「ちょっと、正樹くん!」

 

 

 

 入ってみると中は真っ暗で奥が見えなくスマホのライトの光を頼りに進む

 

「暗いね」

 

 そして奥に進んでいくと

 

「これは……行き止まりですね」

 

「なんだよ.行き止まりかよ」

 

 

 

「いや、そうでもないようだよ」

 

 

 

「なんでしょうか、このパズル.魔法陣みたいな見た目ですが?」

 

 

 

 パズルは一個抜けていたが、このタイプは一個抜けているのが普通なので大丈夫だと思うが...

 

 

 

 


 

 

 

「これは、なんだ?」

 

 

 

「どこかで、確か前に見たアニメに出てきた、結界を破壊する術式にそっくり」

 「お前アニメとか見るんだな」

 「うるさいわね、はっ倒すわよ」

 すみません

「ちょっとどいて、こうして、こうすれば!」

 

佐々木がパネルを動かして魔法陣の模様にすると何処からか、パリンと言うと音がしてそれと同時に近くの壁からロックが外れる開く音がした

 

 

 

 つづく













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現代に氷の皇女、探偵に勘違いされるの巻 赤ぬこ むぎ猫 @akanuko

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