第2話ぶりっことドレッド

ぶりっこすぎて少し浮くような先輩がいた、私はすごく違和感があるのだが、先生という名前の仕事をしているのに、自分のことを私と言わないのは少しおかしいような気がする。

自分のことを自分の名前で呼んであたりで、すっかり少女。

少し女っぽさが過ぎているので、子供達からも気持ちが悪いとか、先生の話はおかしい聞けないなど言われて悲しくて泣いていた時があったっけ。

ただぶりっ子が過ぎると本当に気持ち悪い。新人の私のことはずいぶん可愛がってはくれたものの。いまいち心が開けなかったのは、そのせいだと思う。


3年目の先輩もう一人、それと仲がいいドレッドヘアの少しおしゃれな先輩がいた。ドレッドヘアのおしゃれな先輩は保育の仕事はできるが、面倒なことはすぐに人に任せようとしたり、自分の苦手なことは頼んだりするのが上手な先輩だった。しかも保育園の先生をしながらも同棲してることはみんなに伝え、結婚はしていないのに、すでに結婚をしている貫禄である。


ただ、その先輩たちが3年目ということで、1年目の気持ちが全くわからないから分からないから何でも聞いてと言われたけども、だいたい何がわからないのかもわからないし、

3年目ということで、バリバリやる気があって、他に負けないという気持ちもあるのか。そう。簡単に色々教えてくれなかった。


今、保育士の先輩に聞いたら、何でも教えられてもらえる時代になって本当に良かったと思う。昔は何でも簡単に教えてもらえず、目で見て盗めなどと言われる。

自分のクラスを30人くらいまとめているのによそのクラスなんか見れるわけないだろう何を盗むというのか。

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保育士魑魅魍魎 清風 颯  @timi7

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