保育士魑魅魍魎
清風 颯
第1話1年目の恐怖
1年目の先輩の中でとても強烈だった人がいる。他にもたくさん色々な濃い先輩がいるんだけど特別怖かった先輩がいる。特にペコちゃんみたいな顔の可愛い顔の背の小さなリコ先輩。そんなに可愛い感じなのに、出勤はバイクという強者だった。
保育士は色々な出勤時間がある仕事ではある。朝7時に出勤しなければいけない当番の日がある。その先輩リコ先輩というか先輩と一緒に組んだ時、彼女は必ず朝6時40分に来てる。
そして朝一で全員の職員室の机を拭くのが当番の仕事だった。私は毎朝ギリギリの遅刻で7時ギリギリに着いたところ、「机を拭いておいたよ」と言われた。
しかし、私の机だけは埃でいっぱい。なんだかあからさまに嫌味な感じがしてとても怖かった。
というより拭いてないとよりゴミを私の机の上に埃をかけておいたような感じだった。
先生という仕事をしているのにホラー感がある怖い人というイメージが湧いてしまった。
年中のクラスを持っているリコ先生。彼女は隣の主任のクラスのところへ敵意を燃やしている、なぜか発表会の子供たちの出来を良くすることに一生懸命になっていく。それなりに良かったが、主任のクラスも良かったので、特に勝った感じはしなかった。
そして、彼女は夜中のコンビニでナンパまでされて彼氏を捕まえてしまった。ある程度のエリートだったから良かったものの。「私悪いことしてるの」と言って舌を出す姿があった。「いけないんだーいけないんだー」自分のことを歌って、とても満足そう。
ナンパ本当にされたのかな?自分がナンパされるように仕組んだのでは?変に恋にやる気があり、本当に怖いなと思ってしまった。
嫉妬深い彼女だったので、友達はいなかったようだった。
職員全員に私が褒められた時がある。それから歩いてるとリコ先輩に背中をつかまれ、ロッカーやコピーのある部屋にいきなり押し込まれた。「人は3回褒めてやっと認められるの。1回目はまぐれと思われるの。」と言われた。ひえー何言ってんの?この人!私の心の声
本当に怖い存在だと思った。その後、彼女たちの結婚式には呼ばれた。リコ先輩との結婚をよくできるなと思った。
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