人から信頼を得ることの難しさがわかる

物語が始まるのは、開拓村4年目の初秋に主人公が来たところから。
物語が動き出すのは2章の【開拓村 4年目晩秋】から。
物語が動き出すまで、読者は主人公とともに状況把握に努めなくてはなりません。

チートもなく、大きな協力者もいない。
でもゲーム感覚で、現状に無自覚で真摯に向き合いながら、少しづつ本物の領主に、領民から信頼される領主なっていきそうです。
話のテンポは非常に遅いです。
設定7才の不自然さが、話が進むにつれてなくなってきます。むしろ、それなりの若い年齢では、開拓の点では邪魔な話が入ってきそうです。
人から信頼を得るとは、どういうことかわかる、昔の本の内容の雰囲気を持っています。

その他のおすすめレビュー

@mikan-02さんの他のおすすめレビュー39