謎解き2:殺人事件の探索&END


【外】

 

○家庭菜園場

▶︎キャベツやトマトなどの野菜が植えられている


 

○花壇

▶︎バラ(赤黄青)やラベンダーなどの花が植えられている

▶︎踏みつけられてボロボロなラベンダー

(夫への愛や期待がボロボロだから)

▶︎スコップで黄色のバラの土を掘ると、俊夫の部屋の金庫の鍵が見つかる

 

 

○倉庫

▶︎農薬

(使われている)

▶︎スコップ

(土が付いている)

▶︎植物の種

▶︎肥料



 

【1階】

 

○調理室

▶︎冷蔵庫

・家庭菜園で採れた野菜

・魚

・肉

・調味料

▶︎水面台

▶︎食器

▶︎包丁

(錆なし)

 


○ダイニングホール

▶︎3つの大きな椅子

▶︎でかいテーブル

 

 

○談話室

▶︎カレンダー

(7月)

▶︎本棚

・図書館で7月27日の新聞紙が見つかる

▶︎枯れたラベンダーの花瓶

(2人の幸せは枯れたから)

 

○由紀子の部屋

▶︎ベッド

▶︎タンス

・下着

▶︎クローゼット

・私服

・メイド服

▶︎冬華とツーショットの写真立て

(ツーショット写真は部屋の主が仲が良いと思ってる人が一緒に写っている)

▶︎奈津子とのツーショット写真

▶︎黄色いユリの花瓶と黄色いバラの花瓶

▶︎本棚(図書館で花の図鑑)

・赤いバラは情熱や愛情

・黄色いバラは幸福や思いやり、嫉妬

・青いバラは可能性

・ラベンダーは幸せや期待、貴方を待っています

・黄色いユリは憎悪


 

○冬華の部屋

▶︎ベッド

▶︎タンス

・下着

▶︎クローゼット

・私服

・メイド服

▶︎本棚

・お料理系統の本

▶︎ぬいぐるみ

(由紀子から貰ったプレゼント)

▶︎由紀子とツーショットの写真立て

▶︎青いバラの花瓶


 

○トイレ

(特に何も無いよー)


 

【2階】


○トイレ

(特に何も無いよー)

 

 

○奈津子の部屋

▶︎ベッド

▶︎机の上

・遺書がある

▶︎机の引き出し

・紙が見つかる

 赤―黄ー青

  ❌

▶︎黄色のバラの花瓶

▶︎クローゼット

・私服

▶︎タンス

・下着

▶︎俊夫とのツーショット写真の写真立て

・写真立ての裏には「22歳の誕生日おめでとう、奈津子。12/21」と書かれている

▶︎由紀子とのツーショット写真


「遺書」

 愛する家族達へ。

 私は過ちを犯してしまった。

 それはもう、償うことが出来ないほど大きくて。

 自ら命を絶つ以外に他ない。

 まだ若い妻を置いて先に逝くことを許しておくれ。

 私の遺産は皆で分けてくれると嬉しい。

 由紀子達は家族も同然なのだから。

 西園寺俊夫。


⚠︎これを書いたのは由紀子で、これを読む前に俊夫の日記を読んでいた場合、目星で癖字が少し違うことに気づく。

 


○俊夫の部屋(目星あり)

▶︎ベッド

・隙間にボロボロの紙

(パスワードは世界で1番愛おしい人と私の誕生日)

(ボロボロなのは歳月が過ぎたから)

▶︎カレンダー(7月)

▶︎タンス

・下着

▶︎クローゼット

・Yシャツ

・スーツ

・私服

▶︎パソコン

・パスワードは奈津子と俊夫の誕生日(1221820)

・女性と思わしき人達との数々のメール

・女性との数々のボディタッチツーショット

▶︎本棚

①大きな本がある

②上の本を開けると鍵を保管する穴がある(鍵はない)

▶︎机の上

・7月26日の新聞紙

▶︎机の引き出し

①様々な書類がある

②引き出しの中に目星で鍵穴を見つける

③鍵穴を開けた底には日記がある


「日記」

 7月10日。

 親善の食事会で子会社の社長の娘と会った。

 子会社の社長は、娘との関係を持つことを唆してきた。

 若く可愛いかったけれど、私には最愛の妻がいる。

 だから私は拒み、憤怒した。

――――

 8月20日。

 今日は私の誕生日。

 家には妻とメイド2人が帰りを待っていてくれる。

 しかし今日は不幸にもお得意との食事会がある。

 早く帰れるように努力しよう。

――――

 8月21日。

 朝起きたら知らない所で寝ていた。

 部屋の感じからしてホテルだ。

 ……横を見たら子会社の社長の娘が裸で寝ていた。

 私は状況を飲み込めず彼女を起こして話を聞いた。

 彼女が言うには、酔った私が言い寄ったそうだ。

 彼女も彼女で満更でもなく了承。

 そうして今に至るらしい。

 それを聞いた時、私は絶望した。

 彼女の話が本当なのなら夫として、人として、男としてしてはいけないことをしてしまったのだ。

 だから彼女に頭を下げ誠心誠意の謝罪をした。

 そしてここでもまた、私は絶望することになった。

 彼女の口角は釣り上がり、私を嘲笑うが如くの表情を浮かべていたのだから。

――――

 9月9日。

 最近は例の彼女と頻繁に会うようになっていた。

 最初は例の件で脅されて仕方なく付き合って居たのだけれど、若い子の温もりを知ってしまってからは妻に適当を言っては、色々な若い女の子と会って楽しんだ。

 歳で廃れてしまった妻にはない、ハリのある肌。

 経験のない女の子の初心な反応。

 家族に隠れていけないことをする背徳感。

 そのどれもが私を魅了したからだ。

 これからも、家族にはバレないように楽しもう。

~~~~

 1年分の様々な女の子の感想等々

~~~~

 7月20日。

 最近メイドの娘の方が色っぽくなってきた。

 小さい頃から見てるからか、女性的な肉付きになった彼女を見てると背徳感が積もって良い。

 そろそろ他の女にも飽きた所だし、楽しみだ。

 しかし明日からは5日位の出張がある。

 その間は他の女で我慢するか。


⚠︎これを読む前に奈津子の部屋で遺書を読んでいた場合、目星で癖字が少し違うことに気づく。


――――――――――――――――――――――――


○プレイヤーが答えを間違えた時


 冬華

「○(間違えた所)が違いますね。もう少し探索してみましょう」


………………………………………………………………………………

 

○プレイヤーが正解した時


 冬華

「おめでとうございます、正解です」


「キーパー」

 冬華は見事正解したプレイヤー達を拍手で賞賛した。

 冬華は拍手を終えるとコホンと咳払いをした。


 冬華

「コホンッ!それでは、正解に際しましてニャルラトホテプ様からお話があります。ニャルラトホテプ様、お願いします」


 ニャル様

「やぁ挑戦者達よ!まずはクリアおめでとう!これね、僕が作ったんだけどどうだったかな?……ん?めちゃくちゃ楽しかった?そうだろうそうだろう。僕が夜鍋して作ったものだからね、当たり前だね。そういえば、君たちの腕に付いてるその時計、僕と連絡出来るようになってるから困った時頼ってよ。それが僕に付き合ってくれた君達への報酬ってことで。楽しかっただけに少し寂しいけれど、仕方にゃいか……。それじゃあね!!にひっ!」


「キーパー」

 ニャル様はお別れの言葉をプレイヤーに言うと、優しい表情でニコリと笑いパチンッと指を鳴らす。

 指の鳴る音を聞いたプレイヤー達は、突如眠気に襲われた。

 その眠気はプレイヤー達がここに集まった時に感じたのと同じ感覚だった。

 そして視界が暗転したプレイヤー達が目を覚ますと、そこはプレイヤー達に縁のある場所だった。

 こうして奇妙で貴重な体験をしたプレイヤー達は、それぞれの日常に戻るのであった……。


 

―神の暇つぶしEND―

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神の暇つぶし 初心なグミ@最強カップル連載中 @TasogaretaGumi

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