第3話(翔視点)「俺の名は。」

ふぅ……緊張したぁ……!


僕の名前は福元翔ふくもとかける。ここ御多羅路おたらじ中学校に通っていて2年B組に所属している。


「お〜い翔〜」

「なに?流星?」

「さっき莉音とどんな話してたんだよ(^_^;)」

「それは……まぁ……あれだよ……ね……」

「なになに〜?」


――キーンコーンカーンコーン――


あ、チャイムが鳴った。教室に戻んないと……

「チャイム鳴ったし……ん、じゃあまた……」

「おい翔〜」

昼休みが終わるし早くいかないと……次の授業は……英語……えいご……ね……


僕は英語が苦手だ。元々英単語を覚えるのが苦手でそこからついていけなくなった。


「きりーつ、気を付けー、れ〜い」

クラス長の号令と共に授業が始まる。僕の席は真ん中の1番後ろだし何をしてもバレないだろう、まさに最強である。

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離れる音 しょうゆ @yusho2006

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