第5話 能力
代償は大きければ大きいほど強大な力を手に入れることが出来る。私は「自分の存在」にした。万が一私が死んだら私の事を知ってくれていた人の記憶から抹消される。どうやら強大な代償のようだ。私は覚悟を決め、憎きドラゴンを討伐しに行った。
話は変わるが、終わりの日に生き残り、次の日になると誰でも何かしらの能力を貰える。その中でランダムで選ばれた誰かが悪魔との契約をできる。私が授かった能力は風を操る能力だ。私を持ち上げ、移動をさせる事くらいは簡単にやってくれるので便利だ。そして私の悪魔。「傲慢(スッペールビア)」の能力は大きく3つある。1つ目は身体強化。今の状態では10倍強化できる。2つ目は超回復と並外れた身体能力。並外れた回復能力。腕を吹き飛ばされても3秒あれば元通りになる。3つ目は属性武器。私の場合は三又の槍だ。属性は私の能力に因んで風だ。名を「風来」としよう。
これが、「傲慢(スッペールビア)」の主な能力だ。
ーーーーーーーーー数分後ーーーーーーーーー
見つけた。ドラゴンだ。身体強化を最大にし、空を高く飛んだ。ドラゴンより30mくらい高い所で降下しはじめ、風来を手に持ちドラゴンに強烈な一撃を与えた。なんと一撃で倒せた。私自身もとても驚いた。
着地してしばらく経つと私に話しかけてくる人がいた。
???「久しぶりだな。」
私は目を見開いて泣いて喜んだ。
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