次代の王となるはずだった生まれたばかりの香凜王女は、実の父・秀光が無理矢理玉座を奪ったことで、辺境の村へと落ち延びる。16年後、紅怜として育てられた香凜は、自分を育ててくれた男の正体を知る。自分が本来の攞新国の王であると知った紅怜は、国を取り返すための冒険の道中で、白虎、玄武、朱雀、青龍の四神を仲間とすることに成功。個性豊かな神様達と少女が暴君を追い詰めていくシーンは必見です!最後には四神による座談会もあるので、是非中華ファンタジーや四神がお好きな方々はにお勧めいたします!
一人の少女の成長記でありながら、青龍、朱雀、白虎、玄武の四神プラス麒麟まで登場する壮大なファンタジーでもあり、しかもその四神たちのキャラクターが立っていて、とても楽しいです。歴史もの、伝奇ものが好きな人は読んでみてください。歴史が苦手な私でも楽しめました。
物語は序盤ですが、そろそろいいかと思い、レビューコメント書かせて頂きます。麒麟に四神に王に王女、あらゆる要素が詰まった中華ファンタジーの秀作。ストーリー展開も、読者をワクワクさせる要素てんこ盛りで、どんどん読み進められる逸品。是非ご一緒に作者が織りなす王道ファンタジーの世界に耽溺してみませんか?