8話 ありがた迷惑。
如月は目覚めると、自宅のベットで寝ていた。
すのこの上に、布団が敷いてあって、なんだか堅そうで寝心地が悪そうだ。
昨晩に読んだ【0からの1】は正直意味がわからなかったし
読み疲れて今日は休みだったのに、こんな時間まで寝てしまった
気がつけば12時を過ぎていた…
「しかし、一体なんでこんな気になるんだろう…」
洗面所にある鏡を見つめて自分を見ながら独り言は呟いた。
―――――――
〖カフェ ド リュンヌ〗に着替えていくことにした。
今日はまだ早いし、お目当てのモンブランでも注文するかな。
「こんにちはー1名です」
店員さんに伝えるが後ろからピンクおじ現れて
「2名でよろしく」
「え?」
「本持ってきたか?」
「はい」
「なぁ、2名で席を頼む、ねぇちゃん」
「かしこまりました、こちらでそうぞ」
2名席に通されると、ピンクおじと向かい合って座る。
「で、どうだった?」
「そうですねぇ、てかあなた何者ですか?」
「俺か、カフェの出資者」
「はい?」
「だから〖カフェ ド リュンヌ〗の出資者」
なんとも言えない空気が走る。
嘘だと思えばうそっぽいし
どこか緊張してる感じもしなくもない。
まぁ、いいか、流そう。っと決めた
「で、嘘見つかったか?」
「はぁ、話が壮大すぎて何が何だがか、わかりませんでした」
「なにも感じなかったのか?」
「いや、気になるところだらけで、何から突っ込めば…」
「俺は読んでみて、すべてが嘘で老人の妄想だと思っている」
「まぁ、ぶっ飛んでますもんね」
「君のそう思うか」
「あ、モンブラン頼まないと…」
モンブランとコーヒーを注文すると、ピンクおじがニヤニヤしながら
「ここは俺が払っとく」
「それは大丈夫です」
「遠慮するな、また老人の話の続きがわかったら話してくれればいいし」
「はぁ、でもちょっとほぼ初対面の人に払ってもらうのは…」
「これから仲良くなんだ、お近づきの印だ」
ダメだ、このピンクおじ話を聞かないタイプだ。
如月は困ってるうちにピンクおじはレジに行き支払いを済ませると帰っていった。
仕方がなく、奢られたモンブランとコーヒーを頂くことにしてた。
「うまっ」
ピンクおじに強制的に奢られたモンブランでも美味しいものは美味しい。
このコーヒーとも合う。
これがマリアージュかぁーなんて思っている如月は出入口を見ると
そこには老人・
手上げて、如月は佐藤を招く。
「よければ一緒にどうですか?」
――――――――
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星々の生命~世界生死のかがみ~ 波蛇 @namida212
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