第3話海と君

僕が住んでいるところは案外近くに海があって夏になるとだいたい家族とか友達と遊びに行くことが多いそして今日は友達に海にいって遊ぼうと連絡が入り即返信して行く事になった、親にも遊びに行くことは伝えてあるのでぼくは準備を済ませて出掛けたそして今日もいつもの神社で参拝してでかけようとするまたしても彼女がいる、でも今日は急ぎぎみだったから小走りしていると彼女から

「どこか行くの?」

といわれいまから海で遊ぶという事情を説明するとなぜか彼女はニコニコしており一瞬彼女は姿をけしてそして表した、よくみると右手にバッグのようなものがありまさかとは思うがついてくるのかと思ったが予想は的中してしまった

どうしようかと思うと彼女から突然

「じゃあわたしは君の従妹ってことで」

と言われたたしかに見た目的にはぼくと同じ感じだが従妹がきていると言えばまあ分かってくれるだろう、そう思い誘ってきた高橋に従妹も連れてくると言い即座に返事がきて即了解だった相変わらずだなと思ったがまあその性格が助かったといまでも思う。

そして海について高橋がおり大きく手を振っているそんなにやらなくても分かるのにって思ったがそんなことは頭の隅に置いておき僕と彼女は走って駆け寄った、彼女の説明をなんとか一通りおえ遊ぶことになった最近は気温が上昇しておりなんと32℃もあるらしいので母からは日焼け止めを渡されたいやぼく男なのにいるかと思ったが逆によかったかもしれない、彼女に渡そうと思ったがここで一つ厄介なことが思い浮かんだ彼女は幽霊であるということつまり日焼け止めを塗れないかもしれないしどうしようと思ったが彼女に日焼け止めを渡すと彼女はスッと手に取り塗ったことでぼくは安堵した、それから僕らはたくさん遊んだ例えばビーチバレーだったりスイカ割りだったり色々した毎年してるからあれだけどやっぱりみんなで遊ぶのは楽しかったそしてどんどん日が沈んでいた、いつもは思わないが日がどんどん沈んでいくごとに心に悲しい気持ちが押し寄せてくるそんな気持ちを圧し殺してぼくは帰る準備をしてそして解散した。

帰り道で神社の鳥居の前にきた時に彼女に引っ張られて神社に入った、そして彼女は振り向き

「今日は楽しかったよありがとうね」

といい小さく手を振った……まただ、また涙が込み上げてくる彼女と別れると考えると涙が出てきそうになるのは何故だ、そしてぼくは彼女になにも言えずに走って帰ってしまった一体ぼくはどうしてしまったんだろう。

夜になりご飯を食べているとやはり心に悲しい気持ちがある親に心配をかけては行けないと思い偽造の笑顔を作りご飯を食べた、眠りにつこうと思っても今日はなぜか寝付けなかった。

本当にぼくの中になにがあるというだろうか…

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君に会いたい夏休み 釈迦釈迦ポテチ @siratama_3939

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