第6話 髪が、髪がァァァア!チリチリのチリにィイイイイ!
さて、さて、さて…もう一回気絶したい
なぜなら…
「あんた、何やってんの!?アンタがあたしの相手をしないから頭がこんなんになったのよ、分かってる!?そこのところどう思ってるの?」
「ア、ハイ。姉サンノコトヲ無視シテシマッタコトニ責任ノヨウナモノヲ感ジテイマス」
姉と言う名の責任転換野郎に説教じみたことをされてるからだ……絶対私のせいでは無いだろ
「ねぇ、ちゃんと聞いてる!?ちゃんと目を見て話しなさい!全くもう、今だから言うけどアンタはねぇ…………!」
話ガ長イィィィィ………
コレ、イツニナッタラ終ワルノ?
―――――――――――――――――――――――
それから半刻ばかし拘束されていた私……
姉にかまってあげなかったのは、それほどの、長時間拘束する必要があるほどの、罪でしょうか!?
ネタに走るのはこれくらいにしようか
話を戻すと魔力を使うための魂を意識する必要がある点
コロネ姉に電撃をくらわされる前の、あの光がおそらく関係している
確かに「何か」があるような感覚があった
冬場の早朝につけたストーブのあの暖かさに似た温もりがあの光にはあった
もう一度、あの時のように集中出来たら…
そう思って、また目を瞑った
前回より早く空っぽの感覚になれた
(こうゆうのにも慣れはあるのだろうか?)
前回の時のように光がないか、探して見る……
全くないな?
あれ、どうゆうことだ?
前回の最初はうっすらだが確かに光が見えていた
でも今は…全く見えない
いや正確には違う
光の暖かさは感じれている
つまり、光は確かにあるが見えない…?
どうゆうこっちゃ?
全くわかんない
もしかして、コロネ姉の電撃のせいで?
それで私に何かしらの変化が?
そんなことを思いながら、頭上を仰ごうとすると…
「居た」
そこには、遥か頭上には太陽のように浮かんでいる光があった
上は反則だろう…
そりゃ見渡しても見えないわけだ
じゃ、またあの光に近づいて……あれ?
「どうやって頭上に移動しろと?空でも駆ければいいのか?」
そんなことは人には、無理だ
架空の生物 ペガサスでもない限り不可能だろう
そう思いながら上をみていると光が、大きくなった
どうゆうことか、不思議に思いながらみていると…
暖かさが強くなってゆくことに気づいた
すなわち…
「こっちに近づいてるってことか!」
向こうからこっちに来てくれるならありがたい
さぁ、この胸に飛び込んでおいで!
そう思っていると……
光はぶつかる寸前で進行方向を変えて少し距離がある場所に落ちた
「は?」
そう思って光の方に向くと、光は私の方に向かっていた
また、身構えると光は先ほどと同様寸前で進行方向を変えた
あれ、この光…私で遊んでない?
気の所為だよね、うん
光に自我でもない限りそんなことはない、うん
そう思って光の方を見ると…
光が高速移動していた
コレが残像か…と思いながらみていると、気づく
残像が文字に見えることを
えーと、なになに?
「ガキンチョ、必死で面白いww」………
あ〜、コイツ自我あるわ
それも、とびっきり性悪の
つまり先ほどまでの動きは全てわざとで私の反応を見て楽しんでいたわけだ……
てことは、
「おk、おk。つまり鬼ごっこがお望みだな、このクソ光は」
よし、捕まえてフルボッコにしてやらぁ!
こうして、光と私の関ヶ原の戦いと言ってもいい、
その戦いは、くしくも関ヶ原の戦いと同様、6年間に及んだ……
いや長いな!
―――――――――――――――――――――――
ハイ、作者です
失踪してました………
ゲームが面白いからしょうがないよね?ね?
次の更新予定
毎週 金曜日 18:00 予定は変更される可能性があります
輝かしいものではない冒険譚 失踪し過ぎの者 @kokokojin
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。輝かしいものではない冒険譚の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます