確実にくる別れの前の、空虚感漂う二人の会話

救いかどうかは判りませんが、最後の瞬間迄は喋る事が出来るのは病気等よりはまだいいのかもですね、未練はそれ以上に残るかもですが

近未来の階級社会の綿密な描写が却って今も未来もどうしようもない事は存在するのだなぁという無常さを感じられていいですね
最後の離別の描写もなく途中の、普段通りの生活迄の描写、というのもどうにかなるのではという希望を読者側に抱かせて、それがまた何とも言えない無常感を出させてますなあ

他の方にも読んで戴きたいですねえ