近々書こうと思っていたのですがたぶん「分解」すべきです！そもそも見れないは難しいかもですが、写真や音楽に関しては分解して一部づつ見ていくと言語化しやすくなります！

試しにLemonの出だしの部分を例にします。

千織さんならまず歌詞から入ると簡単だと思います。「夢ならばどれほど良かったでしょう 未だにあなたのことを夢にみる」ほうほう、どうやら恋愛での後悔を歌った曲だなとわかります。「忘れた物を取に帰るように 古びた思い出の埃をはらう」素敵ですよね。小説でこんな書き出ししてみたい。これからこの曲で起きることを端的にかつ詩的に書いてます。ここまでの文章の考察は千織さんなら余裕ですよね？笑

次に曲はどうでしょう？シンプルなピアノの音色です。そこに高いギターかな？の音色が途中で入ってきます。どちらもアップテンポでもない、だけどローテンポとまでは言えない。複雑なことはせず、歩くような速度というのがぴったり。歌詞は後悔してそうだけど、曲は焦らず落ち着いて確実に前に進んでる感じがしますね。この曲の考察も難しいことではないと思います。

「出だし」だけを見てかつ、「歌詞」と「曲」この二つに分解して整理しただけですが「Lemonの静かな始まりは恋愛の深い後悔を滲ませるが、その曲調から決して悲しみに立ち止まることのない強い意志を感じる」と言葉にできます。

作品をまるまる言語化することは難しいです。でも今みたいに出だしだけ見たり、物語なら序盤、中盤、終盤などで部分を絞って、さらに構成要素を分解してそれぞれを見て「こうだな」と思うことを整理して繋ぎ合わせることで私は言語化してます。

千織さんが書かれてるもの見てて「分解」さえ意識すればあらゆる物事、難なく言語化できると思います！言語化できると作品理解が捗って自分の創作にも反映できるので是非お試しください！