第4話:あ、言っちゃった。
俺がソファーでユッカちゃんが俺のベッドで・・・そう思った。
だけど、ユッカちゃんは一緒に寝ましょって言った。
拒否する理由もなかったから俺はユッカちゃんの言うとおりひとつのベッドで
仲良く寝た。
だからって何かあったわけじゃない、ただお姉さんに添い寝してもらっただけ。
だけど、なんとなく悶々とした夜がすぎた。
ピンクのお姉さんがまた誘惑しようと迫って来るんじゃないかと思うと俺は
なかなか眠れなかった。
とりあえずユッカちゃんは俺を誘惑するより眠気の欲求の方が強かったみたいだ。
相変わらず親父は帰ってこないし・・・次の朝、俺はいつものように起きて、
ついでにお姉さんも起こして、で朝食作ってユッカちゃんと仲良く食べてユッカ
ちゃんと仲良く洗い物をしてから、俺はユッカちゃんに外には絶対出ないように
言い聞かせて、彼女をひとり家に残して学校へ行くため家を出た。
行ったけど、ピンクのお姉さんのことが、めちゃ心配で途中で引き返してきた。
だから今日は学校は休むことにした。
「あら、マニアちゃん、帰って来ちゃったんですか?」
「学校とやらサボっちゃったの?」
「ピンクのおねえ・・・ユッカさんのことが心配で・・・」
「そう・・・やっぱり私、マニアちゃんに迷惑かけてますね」
「出てったほうがいいんじゃないでしょうか?」
「いやいや俺んちにいればいいんですよ」
「私が心配だからってそんなこと言ってたら毎日学校とやらお休みしなきゃ
いけなくなりますよ?」
「今日だけですよ、学校休むのは今日だけ・・・」
「通学途中で帰って来たってことは、やっぱり私を監禁するつもりですか?・・・で、エッチいこと・・・目隠しして手首縛って・・・」
「考えてないから!!」
「監禁なんかするわけわけないじゃないですか?」
「夕べも同じこと言ってましたよね・・・被害妄想ですよ」
「俺のは親切ですよ、親切・・・カインドネス〜」
って言うか、めっちゃ下心はあるけどな・・・ユッカちゃんのエロっちい誘惑に
負けそうだし・・・。
「やっぱり出て行こうかな」
「ダメですって・・・絶対ダメ」
「お願いだから、出て行かないで・・・俺、ユッカさんのことが好きなんです」
「あ、言っちゃった」
「あら〜白状しちゃいましたね?」
「お風呂で私を見たときからそうじゃないかって薄々感じてました」
「え?分かってたんですか?」
「見え見えですもん・・・私のおっぱいで甘えたいって顔してますよマニアちゃん」
「え〜・・・」
「私のこと好きなんでしょ?」
「好きって言うか、恥ずかしいけど正直恋してますです・・・できたら俺の
彼女さんになって欲しいかなって・・・あの、彼女さん兼お姉さんってパターン
は贅沢でしょうか?」
「欲張りですね、マニアちゃん」
「じゃ〜恋人でいいんじゃないですか?」
「恋人になれば、300歳ほど歳上の彼女ですけどお姉さんでいてあげられると
思いますけど・・・」
「恋人でも彼女でも同じだろ?」
「なんですか?」
「あ、じゃ〜恋人で、お願いします!!」
とぅ〜び〜こんて乳。
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