第5話第一発見、、者?

瑠衣「いやぁにしても、いきなり鳥の巣なんて、運がいいなぁ、!!」


 自分が降り立った場所を認識するまで時間は掛からなかった。

 今回自分が降り立った場所は鳥の巣のようだ、しかも卵が馬鹿デカく自分の身長と同じくらいの卵で3.4個ある。

 周りはマグマのようだが何故かこの巣の中だけはちょうどいい温度のになっているようである。


瑠衣「多分、この巣だけだろうから、この巣から出れないだよなぁ、、まあ!とりあえず飯でも食うか、外が暑いって事なら、、」


 そう言うと巣の外に手を伸ばし瞬時に石を持って巣の中に投げるように入れた。


瑠衣「アッツ!!!!!!」


 思いのほか熱かったからか力加減を間違え卵に思いっきり投げつけてしまう。


 ピキ


瑠衣「、、あ、卵少しヒビ入っちゃった、まあいっか、オムレツにしようかな、どうしようかなぁ。」


ピキピキ


瑠衣「にしても外熱すぎだろ、石ですら鉄板持ってる感覚だったぞ、外なんかに放り出されたら。」


ピキピキピキピキピキ バリ


瑠衣「まあ、、終わった事言っても仕方ないよな、、さてそろそろいただきますか、」


 そう言うとくるっと卵の方へ視線を戻すとそこにはふわふわの黄色い毛玉の生物がこっちを凝視して居た、そうひよこだ、しかもクソでかい軽く3mはある。


瑠衣「、、あ、俺これ死んだ??」


 彼、いや彼女か、まあ分からないが奴から見れば俺はただの芋虫、餌である、それほどの大きさ、サイズ感がある。


 だが雛鳥は食事を摂るときは口を何度もパクパク動かすと聞く、、これはまさか、仲間になるパターンでは!?


瑠衣「、、やあ俺のなま」シュ


 何かが俺の頬を掠めた、その掠めた物により俺の頬から血が滴り落ちてくる、

 俺はゆっくりとその掠めた物の正体を見た、その正体はクチバシである、雛鳥の嘴である、俺はその瞬間確信した


瑠衣(あ、これ餌として認識してらっしゃいますね、、、、!!)


 こうして俺と巨大雛鳥との攻防戦が始まるのであった

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

俺にピッタリな世界を探しに行きます バナナNo.8 @banana0829

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ