第4話 転生先は、、、
「やあ、異世界越えてる最中に失礼」
なんだ、なんだこの男は、、
「あー喋らなくて良い、とは言え僕が勝手に話しかけてるから君からは喋れないだろうし」
なんだコイツ、ウゼェ。
「一応自己紹介しよう、僕は君に契約書を渡した物だ、、君代償についてちゃんと読んだかい?」
そういや、代償に対しての記憶は無かったな、それに読めなかったし。
「うんうん、そうだろう、普通あんな代償飲み込む奴なんてそうは居ないしね」
え、何頭読めるの?、、セクハラですか?、訴えますよ?
「いやいや待ってくれ僕は【善意で】代償を教えてあげようかと来たんだぞ?そんな言い草無いじゃないか」
、、、え、そんなやばいもんだったの?、えーもう契約しちゃったよ、
「いやねあの代償、本当は君から【常識】を奪う物だったんだよ、それを僕は間違えて違う言語で書いて、紙が読めなかったってわけ」
え、そんなの詐欺やん、、あなたを詐欺罪と器物損壊罪で訴えます!理由はもちろんお分かりですね?!!
「やめろ!やめろ!本格的に怒られるから!」
え、でさ、常識を奪うってどう言う事よ説明キボンヌ
「まあ、こっからはめんどくさい話になるから大まかに言うとね。【各世界は日を跨ぐ毎にオートセーブを繰り返しているんだ】」
はい!俺分かった!どうせ勇者とかの主人公の詰み防止機能だろ!ばぁぁぁか!!
「うん最後のは要らなかったけど、、要は主人公達が閉じ込められたりした時の機能だね、これのおかげで【主人公達は偶然にも助かってるんだ】」
何が偶然だ!!必然だろ!はいろんぱぁぁぁ!!!
「、、、君、だんだん幼児化して無いか?、まあ良い、、、要はその瞬間、ロード中に世界を無理矢理飛び越えるってのがこの力だ、ほらいろいろあるだろ?【マOオのバックステップの壁抜け】とか【タイム連打で落ちる木の葉を、、】とか、あんな感じさ。」
要はバグ技って事ね、、
「その通り、バグを使うって事はそのバグで何かしらのダメージを受ける可能性がある、陸上生物が水に入れた瞬間海中生物に変わるか?変わらないよな。その原因が各々の世界の常識、どう言うわけだ。」
俺バカだからよぉ!言ってる意味が良くわからねぇよ
「、、まあ簡単に言えば【君の体から常識を抜き取った】ってとこだ常識と言う世界の法律を君にだけ適応させなくしたって事さ、これのおかげである程度各世界を自由に回れるよ」
はいぃ!!俺の時代キタコレぇ!!!俺だけ!常識が効かない!チートキャラなぁ!!!ひれ伏せ愚民ども!!!
「あー、そのテンション上がってるとこ悪いけどこれ、悪い事の方が多いよ?」
ふぁ??
「嫌ね、ほらよく考えてみな、常識が効かないって事は例えば他の世界で【皆んな魔法が使える】ってなると君だけ使えなかったらね、そう言う感じ」
、、、ふぁOきゅー!!!
「後もう一つ大事な欠点があるんだ、これは僕も予想しなかった、、君、絶対に【常識】って言葉に耳を傾けたらいけないよ、これはなんでかは言わないけど、、その、いろいろあってね」
え、いやそのいろいろが気になるんだよこのセクハラ犯罪者
「君さぁ、まだそれ言うのかい、後僕には神って名前があるんだよ???」
え?、、かみ???
「そう、まあじゃあそう言う事で!後よろしく!また暇な時に声をかけるよ!」
おい!、おいちょ、!!おいちょ待てよ!
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全身が痛い、吐き気も凄い、、、なんだこの最悪な気分は、、常識を奪われた?、、この俺が?、、、まず
常識って何だ?
瑠衣「あったまいてぇし考えても始まんない、とりあえずここは、、」
俺の目の前に広がって居たのは、、燃えたぎる溶岩と、巨大な鳥の巣であった、、
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