タイトル[悪役令嬢は正義の王子は断罪される]

絶望を超越するもの

タイトル[悪役令嬢は正義の王子は断罪される]

年に一回の特別な舞踏会の場でアーテム・アテム王子は

婚約者である令嬢フール・キャロラインに対して言った。


「今ここにアーテム・アテムはフール・キャロラインを断罪する!」


そうアテムが言うと辺りは静まり返った。


「断罪?私が何か罪を犯したと?」


「そうだフール・キャロラインは山の様に数多くの罪を犯した」


「この私が山の様に数多くの犯したというのですか?」


「そうだキャロラインは内乱罪と外患誘致罪と外患援助罪と

現住建造物等放火罪と激発物破裂罪と現住建造物等浸害罪と

汽車転覆等致死罪と水道毒物等混入致死罪と殺人罪と決闘殺人罪と

組織的な殺人罪と強盗致死罪と強盗強制性交等致死罪と爆発物使用罪と

航空機強取等致死罪と航空機墜落等致死罪と海賊行為致死罪と人質殺害罪と


「それをこの私がしたと?そんな事があり得るはずがないじゃないですか?」


「それをやった証拠に我々の手に既にある彼女を捕縛しろ!」


そうアテムが言うと周りの人間はキャロラインを拘束した。


「何をするはっなっせっ!」


そう言ってキャロラインは暴れたがそのまま連れ去られて行った。


「やっとあのキャロラインを捕まえる事ができたのか」


そう一人の男は言った。


「そうだだがこの俺はキャロラインを捕まえるために

闇に潜っただからこれでお前とも一生のお別れだ」


「そうか………今までありがとう」


「今までありがとう」


そう言ってアテムは消えて行った。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

タイトル[悪役令嬢は正義の王子は断罪される] 絶望を超越するもの @qwertyuiop10025252

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ