第3話 雪景色
ー?? sideー
??「あれ?ここは......ちょっと寒いな」
気付けば一面雪景色の場所で寝ていた。銃や大砲などの音が鳴り響いている。
子供「父さん!父さん!」
??「!?」
声がした方に振り向くと、俺と同じ白い髪の子供が大きな男の体を揺すっている。目からは涙を流している。
子供「父さん!!起きてよ!」
??「......」
子供は何処か諦めたように揺するのをやめ、立ち上がる。涙が枯れているのか、目が赤くなっている。
子供「████、███」
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【ガバッ】
??「はぁ..はぁ....」
??「お、起きたか」
目を覚ますと、ベッドの上にいた。目の前では、白衣を来たスケルトンが椅子に座っている。なんか酷い悪夢を見いてた気がするけど覚えてない。どんな夢見てたっけ?
レピオス「随分と良い夢を見ていたらしいな。オイラはレピオス。あんたは?」
タルト「これで良い夢見てたように見えるなら、お前の目は節穴さ。俺はタルトだよ」
俺は持ち物の確認をする。どうやらポッケに入れていた物は取られていないようだ。寝てたからカバンは持ってきてなさそうだ。
レピオス「そんな確認しなくても、持ち物を取るなんて野蛮な行為はしn「兄ちゃん!人間は起きたか!?」おっと」
??「お、人間!元気そうだな!」
ドアから勢いよく入ってきたスケルトンは、レピオスのことを「兄ちゃん」と呼ぶ。兄と違い、スラッとしていて身長が高い。
レピオス「あぁ、兄弟。よく来たな。これから彼の詳しい検査をしようと思ってたところさ。」
??「おぉ、人間!元気か!?」
タルト「まぁ、ちょっとね」
レピオス「紹介するぜ。こいつはアキウス。オイラの弟さ。」
タルト「俺はタルト。普通の人間だよ。よろしく」
アキウス「あぁ、兄ちゃんの紹介のとおり、アキウスだ!よろしくな!人間!」
タルト「あぁ、よろしく」
アキウスが、手を差し出したので、こちらも手を差し出す。やはり握手であっていたようだ。
アキウス「あぁ、人間!分かってくれて嬉しいぞ!」
タルト「握手は得意だからな」
レピオス「なぁ?そろそろ検査を始めたいんだが」
アキウス「あぁ、ごめん兄ちゃん。人間!また後でな!」
タルト「あぁ、また」
レピオス「じゃ、そこ座ってくれ」
タルト「はい!」
to be continued→
また異世界ですか 翠白 @soutaing0611
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