第2話 転生した理由

ー玲夜 sideー

【ガチャ】


士恩「!?」

玲夜「わっ!?」

??「あら、びっくりさせてしまったかしら?」


ドアを開けて入ってきたのは、ヤギのような長い角を持った人型の生物。右に悪魔のような羽、右に天使のような羽、真ん中には星のような物が書かれた模様が入った衣服を身にまとっている。


玲夜「いえ、すみません。少し驚いてしまっただけです。」

士恩(急にめちゃくちゃ畏まるじゃん)

アテイア「あ、、そんなに畏まらなくていいのよ。私はアテイア、あなた達は?」

玲夜「帝魔 玲夜ていま れいやです。こっちは、」

士恩「石山 士恩いしやま しおんです。よろしく」


士恩は自己紹介をして、手袋をした手をラトロクに手を差し出す。


アテイア「あら、握手かしら?」

玲夜「あ!まっ、」


【ぷ〜】


士恩はやったぜ!みたいな顔をしている。アテイアはポカンとしている。


士恩「引っかかったな?手袋にブーブークッションを仕掛けてあるんだ」

アテイア「......アッハッハッハッハッ!あなた面白いわね!私そういうの大好きよ!」

士恩「はっはっはっw分かり合える奴がいて良かったよ」


士恩とアテイアは笑いあっている。めちゃ気さくな人じゃん


アテイア「とりあえずリビングに行きましょうか」


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ー士恩 sideー


アテイア「なるほど、気付いたらあの部屋にいたのね」

玲夜「えぇ、そうです」


アテイアは考えこむ。どうしようかと考えているように見える


士恩「ところで、」

アテイア「あ、なんでしょう?」

士恩「なんで俺らこんな軍服なの?」

アテイア「あぁ、その話ね」


アテイアの顔が晴れる。この話題を変えたかったようにも見える。


アテイア「それは、何故か貴方達の服が濡れていたからよ」

士恩「なるほど」

玲夜「なんか濡れることしたっけ?」

士恩「俺は寝てただけだから心当たりはないな」

玲夜「俺も心当たりは無いな」


なんで俺ら濡れてたんだ?そんなことしてた記憶はないが、水溜まりでも落ちたか?


玲夜「とりあえずどうする?」

士恩「まだどうしようもないな、ちょっと待つか」


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ー?? sideー


??「あれ?ここは.....ちょっと寒いな」


to be continued→

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る