それは突如として部屋の片隅に現れた。黒板をひっかくよりも不快な「ぶべべ」という声で鳴く謎の生命体…いや生命体なのかどうかも分からない。分かるのは、名前が「ぶべちょぶぶらちょ」だと思われること、追い出してもいつの間にか戻ってくること、どんな攻撃も効かないこと。それくらい。
最初は主人公の部屋にだけ現れる存在なのかと思っていた。しかし主人公が通う大学の知人たちの中にも「ぶべちょぶぶらちょ」に悩まされている者がいる様子。
はたして「ぶべちょぶぶらちょ」とは何なのか、どうすれば「ぶべちょぶぶらちょ」から逃れられるのか…?