四角
@niconico555
第1話
「あぁよかった」
彼は目の前の死体を前に安心してつぶやいた。遠くにはサイレン、警官の足音が聞こえてくる。いまになってようやくわかるどんな形でも終わりは救いだ、それでおしまいなのだから。彼の自由がなくなるまでほんの数分の間だがすべてのことから解放され本当の意味で自由になった。この時間がもう少し続くことを望みたいがそうもいかない、警官が彼の身柄を確保する。でも未練はないすべてのことは終わったのだから。
四角 @niconico555
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。四角の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます