第7話ソフトも耐えられない

「お待たせ〜魁華。早速、シちゃう?」

「あ、ありがとうございます。もう少し後なら……」

「そう。ソフトなやつなら良いかしら、魁華?」

「え、まぁ……軽いのなら。……んぁっ……ぁあっっ!ぁあぁ〜んっあぁあっっ……慎じょっ……んあぁあーっっ!」

慎城がトレーをテーブルにカチャと物音を立てながら置いたのと同時に隣に座り、舌を口へと挿れてきた。

私は彼女の自室の外に聞こえそうな喘ぎ声を上げ、耐えようとするが、彼女の舌の猛攻撃に喘ぎ声が大きくなっていく。

彼女がディープキスを止め、唇が離れると同時に私の唇と彼女の唇を繋いでいたように唾液の細い糸が垂れ下がる。

「んっはぁ〜私と魁華の間じゃソフトじゃない、このくらいのディープキスなんてさぁ!」

彼女が口内に含んだ私の唾液を飲み込み、満足そうに発した。

「はぁ……んぅーぁあ、はぁはぁ……された中では軽めではありますけど……んひゃあっ、あぁあ〜んんぅっ!ねぇー、ちょっ……まだ早ぁあぁんんんっっ……慎じょーっ……はぁあんっっ……ぁあぁっんん〜っっ!」

背後から私の腋に腕を通し、片方の胸を揉んできて、もう片方の腕でスカートの上から閉じていた脚を開かせ、ワレメを指先で擦り始めた慎城。

「ん〜〜っっ!魁華の喘ぎ声は堪んないねぇ〜!ハードなのは、まだまだ後だから、喘げる程の元気は残しといてね魁華〜ぁあ!……んぅ〜っあぁああぁぁぁ、もうアソコぉぅぐちゅぐちゅじゃ〜ん!」

「まぁっ……茉ぁ央ぅうぅぅゔゔぅぅ、イっ……絶頂かせェぇえェェええぇ〜〜〜てぇぇえええぇぇえぇぇ!茉央ぅううぅ〜〜〜茉央ぉぉおおぉぉ〜〜〜私を絶頂かせてぇ〜〜っっ!」

「はぁぁあぁぁあ〜〜あぁぁああぁぁんんんッッ!魁華がぁぁあああぁぁぁああっっ……魁華から絶頂かせてなんて言われたらっっっ、それはもうぅぅぅ〜〜ううゔゔゔぅぅううぅッッッ!」

私は本日一度目の絶頂を迎えた。

ラグからはみでた身体の一部もあるが、気にする余裕もなく、横たわる私だった。

スカートのある部分は黒いシミができ、濡れており、ショーツもぐしょぐしょで脱ぎたいが、慎城が脱ぐことを許さず、穿いたままだ。

起き上がる余力が身体になく、股と太腿の辺りが水溜まりに触れており、気持ち悪い。

「しぃ……っ慎城ぅ……せぇんぱいぃパンツぅぅ……脱ぎた、いですぅぅ」

「魁華、まだ脱いじゃダメ!私も濡れてるの、パンツ……」

彼女は私のスカートを腹部に上げ、ぐしょぐしょのショーツ越しに大人の玩具をワレメに押し当て、電源を入れ、ブブゥーと振動させていた。

私は身体が痙攣を起こし、水中から陸へと上げられた魚のようになっていた。


キスをされてから30分も経たずにアソコがぐしょぐしょで、もう恥ずかしい私だった。


そ、それに……慎城茉央かのじょになんて事を……


11時40分に昼食を摂るために、慎城が私の予備の下着を渡して、ダイニングチェアを汚さぬように着替えを促し、階下のリビングにおりた。


私は彼女が私の下着のサイズを把握して購入していた現実に慄いた。

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華のようじゃありません! 木場篤彦 @suu_204kiba

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