プロローグ2

どれくらい眠ったのだろう。目が覚めると周りには白い靄が一面にかかっており、顔を上げ前を見るとそこには、白い丈の長い服を着た人が立っていた。

唖然としていると、そいつがこちらへ近づいてくる。これが神なのか?神は存在したのか?

そいつは近づくなり私に「この世界で未練を残して死んだお前に、次の世界を楽しめるよう3つの能力を与えよう。」

「どんな能力なんだ?」もどかしくなってシュウが神に尋ねた。

「そう焦るな。私は逃げやしない。」

続けて神は言った。「1つ目は《無限魔力》これは、自分の体内に無尽蔵の魔力を蓄えることが出来る。だが、1日に使える制限のある魔術の使用回数は増やせんから注意じゃ。」

1つ目からとんでもないのが来たな。俺は益々期待が高まってきた。

そしてすぐ神が喋り出す。

「2つ目は《神眼》じゃ。これは1秒先の未来を見ることが出来る。これがあれば戦闘を有利に進められる。」

敵の行動を予測できるのはとても役に立つ。

「そして最後の能力者は、《神の助言》じゃ。わし自らの助言によって、お前が幸せに暮らせるようサポートしてやろう。」

俺は更に興奮した。異世界に転生させてくれるだけでなく、こんな能力も与えてくれるなんて。

俺は決めた。この世界では何としてでも幸せになる。

「それでは準備は良いな?」

「もちろんです。いつでも大丈夫です。」

と言うと、神はニコリと笑って何かを喋った。それと同時に俺を眩しい光が包み込んだ。

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剣術が蔓延る世界を魔法で攻略してみた。 @nouarutaka

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