第五話 破壊神兼鍛冶神

俺は今、街角にある鍛冶屋に来ている、そこで俺は今、なぜか刀を打ってもらうはずが、体の採寸をされている、何故だ?採寸をしているのは、屈強の戦士のような体つきをしまとっている服は鍛冶師の来ているような服長々と念入りに俺の体の全体の寸法を図って三十分近くが経った頃彼が「そろそろいいだろ」そう言って自分の店の奥に入っていった。すると剣神が口を開いていった。

「彼は鍛冶神ボラス、今採寸されていた理由は、お前の体に完全にあったものを創るためのものだ、やつは鍛冶神だが破壊神でもある、工具などに触れたら破壊してしまうため、奴は普段から、抑えているが、たまに自分で意図せぬ破壊が行われるから店がここにある」

店をよくよく見てみると、風穴だらけで、壁一枚が無いなんてところもあった、まさに無防備である。俺が暫く待つと、ボラスが来て俺に言った。

「あと、一週間待て、いい図案、どんな刀にするかが決まらねーから、1週間後また来い」

「わかりました」

「じゃ、1週間後だぞ、それ前に来るな」

「あ、あと、お願いしたい事があるのですが。」

「何だ?」

「素材提供です。」

俺は影収納から魔王城前のドラゴンや、魔王の死骸、魔王が死んだあとに出てきた、大量の魔物の死骸を出した

「これのどれかでいいので、これで刀を打ってくれませんか?」

ボラスは、品定めのように特にドラゴンの鱗や、角、中の内蔵、魔物の核となる魔石をよく見ている、そして彼は、ドラゴンの魔石を手に取り、1週間後にまた来いといって、店の奥へと言った、彼の品定め中に店の風穴から入ってきた強盗やら窃盗集団たちは無事ボラスによってひき肉になりました。

 それから一週間はしっかりと充実した一週間だった、ときに出雲さんと戦ったり、ときにしっかりと基礎の素振りや筋トレをしたりと、とても充実した一週間となり、一週間がたった。

 俺がボラスの居る鍛冶屋に入ると、ボラスが厳つい顔をしたボラスが、とてもニコニコした顔で走ってこちらへ来た。

「できたぞ、できたぞ、お前専用の武器が」

そう言ってボラスは、俺に2つの箱を渡してきた、一つは太刀をいれるような木箱で、一つは小刀をいれるような箱だ、まずたちをいれるような木箱を開けると、そこには、漆黒の鞘、白の鍔、漆黒の柄、鞘から刀を引き抜くと、濃い紫色の太刀が俺の体に合わせて、小さくなり、丁度良い大きさになった。俺が刀に夢中になっていると、ボラスが急かすように

「早く小刀の方を開けてくれ」

言われるがままに箱を開けると、そこには、小刀が入っており、全体的に、白一色で統一されており、刀身は、なにかの魔石をそのまま削ったような小刀が入っていた。

「あのぉ、この小刀は?」

「この小刀は、魔物や、人を斬るたびにその血の魔力を吸っていく超がつくほどの、危険物じゃ、中々いい魔石が手に入ったからな、削って小刀を造ってみたら、最高傑作レベルに危険物ができたぞ、こんな嬉しいことはないな!」

彼は、簡単に魔石を削ったと言っているが、魔石は基本的に割ったりできない、無論削ることすらできない、なんで?

「なんで、そう思ったな、俺は破壊神だからな。」

そう、そのゴツゴツの胸を張って言った。この人、破壊神とか関係なく、筋肉で削ったな

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家族を殺された少年の復讐記〜家族を殺されたので最強目指します〜 相原英景 @aiharahideaki

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